THE BRIDGE

タグ pairy

恋人向けアプリPairy(ペアリー)を運営するTimersとみんなのウェディングが連携

SHARE:

恋人向けのクローズドSNSアプリ「Pairy(ペアリー)」を運営する株式会社Timersと、結婚式場選びの口コミサイトを運営する株式会社みんなのウェディングが連携し、相互送客を開始すると発表した。両社は、今回の取り組みにより結婚前後のライフステージにおいて、幅広いカップル層への継続的リーチを目指す。 結婚式場選びの口コミサイト「みんなのウェディング」のコンテンツからの「Pairy(ペアリー)」への…

top

恋人向けのクローズドSNSアプリ「Pairy(ペアリー)」を運営する株式会社Timersと、結婚式場選びの口コミサイトを運営する株式会社みんなのウェディングが連携し、相互送客を開始すると発表した。両社は、今回の取り組みにより結婚前後のライフステージにおいて、幅広いカップル層への継続的リーチを目指す。

結婚式場選びの口コミサイト「みんなのウェディング」のコンテンツからの「Pairy(ペアリー)」への誘導を図り、「Pairy(ペアリー)」のデート項目から「みんなのウェディングで展開されているブライダルフェア等への誘導を行っていく予定だという。これにより、交際しているカップルが、結婚準備に向けての第一歩を踏み出すことを促す。

Timersは先月、写真が自動整理される家族向けのアプリ「Famm」をリリースしている。今回の提携内容と合わせれば、交際中のカップル、結婚準備をしているカップル、結婚後子どもが生まれた夫婦にリーチすることになり、徐々にリーチする対象を拡大している。

----------[AD]----------

サービスの軸は”嬉しさ”を提供できるかどうかーーカップル専用アプリ「Pairy(ペアリー)」を運営するTIMERSが総額1億円の資金調達

SHARE:

恋人向けのクローズドSNSアプリ「Pairy(ペアリー)」を運営するTIMERSは、ベンチャーキャピタル4社を引受先とする総額約1億円の第三者割当増資を実施した。 割当先となったのは、インキュベイトファンド、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、East Ventures、NTTドコモ・ベンチャーズ(NTTドコモ・ベンチャーズはインキュベーションプログラム参加の転換社債…

main

恋人向けのクローズドSNSアプリ「Pairy(ペアリー)」を運営するTIMERSは、ベンチャーキャピタル4社を引受先とする総額約1億円の第三者割当増資を実施した。

割当先となったのは、インキュベイトファンド、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、East Ventures、NTTドコモ・ベンチャーズ(NTTドコモ・ベンチャーズはインキュベーションプログラム参加の転換社債による)。

TIMERSが資金調達を実施するのは、1年半前に創業して以来初めて。今回調達した資金をもとに、開発体制強化のためにエンジニアを中心とした人材獲得を進めていく方針だ。

ペアリーは2013年9月にフジスタートアップベンチャーズが開催するピッチイベント「FSV MEETUP 2013」で優勝ドコモイノベーションビレッジのデモデイでも優勝を飾っている。こうした実績を積み、今年の9月に会員数も10万人を越えた後も順調な数字の伸びを見せ、今回の調達へと至った。

23

ペアリーは、カップルが想い出の写真を2人で簡単に共有できるアルバム機能や、2人だけでのチャット機能、行きたいデートスポットを共有しリストで管理できる機能や、予定調整に便利なカレンダー機能、2人のまとめをつくるペアプロフ機能などの機能がある。

TIMERS代表の高橋才将氏は、

アクティブ率や継続率も高い数字となっています。これまでプロモーションはせず、クチコミで数字を伸ばしてきました。今回得た資金もプロモーションには充てず、アプリを改善することでユーザ数を伸ばしていきます。

と語った。

「嬉しい」かどうかがサービス設計の軸

カップル向けのクローズドSNSは、コミュニケーションツールであるチャットアプリや他のカップル向けSNSと競争する必要がある。ペアリーはどのように競っていこうと考えているのだろうか。高橋氏は、差別化について以下のように語ってくれた。

マーケティングで差別化できるとは思っていません。サービスの質を高め、圧倒的なクオリティにしていくこと。そうすることでブランドになり、クチコミが生まれ、会員獲得につながります。マーケティングは足し算、プロダクトは掛け算で数字が伸びると考えており、ペアリーはプロダクトでの差別化を追求していきます。

01

高橋氏は、コミュニケーションツールにはストックとフローの2種類があると考えている。提供する価値がストックなのかフローなのかの見極めが重要だという。

LINEはメッセージがすぐ流れていってしまうためフローな体験を提供するツールです。その最たるサービスはSnapchatのようなサービスだと考えています。ペアリーはその真逆。消したくないメッセージのやりとりなど、ストックしたくなるコミュニケーションの部分において、価値を提供しています。

これまでにも多くのカップル向けサービスが登場してきた。その多くは備えている機能に違いはなかった。それでも、生き残るサービスと消えてしまうサービスとに分かれている。高橋氏はこの点について、カップル向けアプリならではのサービス体験が実現できているかどうか重要だと語る。

一番大事な軸は「嬉しい」と感じるかどうかなのです。一般のユーザビリティからは多少外れても、アプリを使うカップルにとって嬉しいかどうかを軸に、サービスを設計しています。

ペアリーは、来年の頭には夫婦に向けたクローズドSNSアプリのローンチや、英語、中国語、韓国語などに対応した海外版のリリースを予定しているという。ペアリーは来年の10月には国内で100万ユーザの獲得を目指す。

----------[AD]----------

ドコモ・イノベーションビレッジが第1回デモデイを開催——カップルアプリのPairyがグランプリを受賞

SHARE:

今日、NTT グループのインキュベーション・プログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ(以下、DIV と略す)」は、第一期プログラムのデモデイを東京で開催した。デモデイには、NTTドコモの加藤薫社長の他、500 Startups の Partner & Fire Chief George Kellerman 氏、Skype 創業者で Atomico のパートナー Niklas Zennst…

div-demoday-wideview3

今日、NTT グループのインキュベーション・プログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ(以下、DIV と略す)」は、第一期プログラムのデモデイを東京で開催した。デモデイには、NTTドコモの加藤薫社長の他、500 Startups の Partner & Fire Chief George Kellerman 氏、Skype 創業者で Atomico のパートナー Niklas Zennström 氏らが登壇しステージに花を添えた。今回のデモデイは、DIV にとって初めての試みだったが、普段彼らがインキュベーションを実施しているスペースではなく、一般ホールを借り切って開催され、聴衆は数百名に加えて、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。

今回発表されたのは、4月に第一期プログラムに選抜されたスタートアップ6社だが、この数ヶ月間でどの程度成長をとげたのか、目にするのを楽しみにしていた。では、各社の健闘ぶりを紹介してみよう。

なお、デモデイではNTTドコモの社員や、DIVの外部メンター十数名の審査により、グランプリとベスト・ストレッチ賞が選ばれた。彼らには副賞として、DIVに協力している 500 Startups オフィスへの訪問を含む、シリコンバレーツアーが贈呈される。

<グランプリ>  Pairy by Timers(高橋才将氏)

div-demoday-pairyPairy は、カップルのためのモバイルアプリで、二人が思い出を振り返るのを助ける。調査によれば、過去1ヶ月以上前のチャットをさかのぼってチェックするカップルは、全体の40%以上にも上るという。SNS や既存のメッセージアプリでは、他のコミュニケーションに埋もれて、1ヶ月以上も前の二人だけのチャットを見つけ出すのは容易ではない。Pairy は目的をカップル同士のコミュニケーションに限定することで、このプロセスを容易にしてくれる。

現在ユーザ数は12万人で、DIVに参加した3ヶ月間で156%伸びた。ユーザの多くは、結婚を控えた20代の男女だ。月間PVは600万件、登録されているデートスポットは5万件、うち、20%のデートスポットには実際カップルが訪問していることが確認できている。

毎月自然増加でユーザ数は120%ずつ増加しているので、このまま行けば2014年10月にユーザ数100万人を突破し、国内最大規模となる。2014年3月に、フォトブック・プレミアムサービス・広告でマネタイズし、フジテレビとも連携して番組を企画検討している。現在6,000万円を資金調達中で、Pairy で付き合ったカップルが結婚した後に使えるアプリ Family(仮称)を構想中だ。

<ベスト・ストレッチ賞>  Coromo by Coromo(井上北斗氏)

div-demoday-coromo3スマートフォンのホームスクリーンをメディア化するソリューション。仕事のとき、レジャーのとき、家にいるときなど、専用のカードを接触させる(Felica などのNFC仕様と推測される)ことで、ホームスクリーンを切り替えることができる。ユーザはHTML5 を使って自分オリジナルのスクリーンを作ることもできる。

スマートフォンでは、ユーザがホームスクリーンを眺めている時間(滞留時間)が最も長いことに着目した。大規模イベントや施設に、専用メディアとして使ってもらうことでマネタイズする。今年の東京モーターショーでは来場者向けの専用メディアとして提供されることが決まっている。会場を離れた後はユーザを Coromo Store へ誘導し、ユーザのリテンションを図るだけでなく、B2C によるマネタイゼーションにもつなげる。スマートフォンが将来、ウエアラブル・デバイスに移行しても、ホームスクリーンの概念は残るので、このビジネスには将来性があるとのことだ。

DecoAlbum / DrawChat by プライムアゲイン(阿部伸弘氏)

div-demoday-primeagain

DecoAlbum は、写真のデコレーションと共有を一つのアプリで完結させられるモバイルアプリだ。なお、このアプリの開発経緯などについての詳細は、このインタビュー(英語)を参照されたい。これまでに200万ダウンロードを達成し、この数はDIVに参加する前の約2倍である。日本とタイからのユーザが約半数を占め、全体の7割は海外ユーザによって利用されている。

先頃、プライムアゲインは DrawChat という Facebook 上で手書きイラストをメッセージングできるアプリをリリースした。Facebook API を利用して、思い出や感情を共有できるアプリを出し続けることで、2014年には現在の5倍にあたる1,000万ダウンロード達成につなげたいとしている。

FunPicty by Soda(本名耕氏)

div-demoday-funpicty

FunPicty(iOS / Android) は、面白い写真が撮れる写真アプリの機能を一つに集めたものだ。これまでの面白写真アプリは短命のものが多かったが、彼らはそれら複数のバリエーションを一つのアプリに集め、面白写真を投稿/閲覧しあうコミュニケーション・プラットフォームを実現した。他の面白写真投稿サイト Break、Imgur、Pixiv などと差別化するため、モバイルアプリを作ることに注力している。

現時点でダウンロード数500万件で、月間アクティブユーザは30万人。2014年には月間アクティブユーザを100万人にまで持って行きたいとしている。

クミタス by Willmore(石川麻由氏)

div-demoday-willmore

食品アレルギーを持つ人のためのアプリ。アレルギー代替食を探せ、Yahoo Shopping やセブンネットショッピングなどのオンラインショップを横断してアレルギーフリーの商品を検索でき、各商品の原材料・アレルギー成分などの情報を入手することができる。

日本では、食卓で子供にアレルギー対策を施している家庭が14.2%、学校給食で代替食等の対応を要するケースが7%となっており、食品アレルギーは身近な問題である。30人の主婦の協力により、これまでに4万件以上の食品の成分情報を登録し、これにより、例えば、「原材料に卵を含まないクッキー」などの条件で食品を選択注文できるようになった。

アフィリエイトや定期販売などで、3年以内に年間売上高15億円を目指している。ロッテ、Dショッピング、もぐもぐ共和国、らでぃっしゅぼーやとの提携が決定しており、中間流通販売業者へのデータ販売も検討中だ。年内にモバイルアプリをリリースし、今後はレシピ機能、外食先やスーパー等で使える有料機能、成人向けの食事制限者や糖尿病患者にも使える機能を追加する予定だ。1年でユーザ数50万人、3年で300万人の獲得を目標に、シリーズAラウンドでの資金調達を実施中だ。

Nanovel by Gadget(浅見敬氏)

div-demoday-nanovel

もともと映画プロデューサだった浅見氏は、同僚のプロデューサらと「10分間のストーリーで人を涙させることができるか」という企画を立てた。くだんの同僚はこれを「つみきのいえ」として映像化し、第81回アカデミー賞で短編アニメ賞を受賞するに至った。

このアイデアにインスパイアされ、浅見氏は2,000文字で人を感動させられる小説のプラットフォームを構築した。Nanovel には、脚本家、放送作家、コピーライターら50名が寄稿しており、ユーザは月間16本の短編小説を無料で読むことができる。ユーザの継続利用意向率が68.5%と非常に高いことも特徴だ。


SD Japan では今後も、単独インタビューなどの機会を設け、デモデイで披露されたスタートアップ6社の動向をより深く追いかける予定だ。ご期待いただきたい。

また、DIV では第2期プログラムへの参加者を募集している。今回のスタートアップ6社に続きたい起業家の人たちは、この機会にぜひ申し込んでみてほしい。

----------[AD]----------

カップル向けソーシャルネットワークは成功するかーーPairyが公開1年で月間500万PV、リニューアルを実施

SHARE:

カップルや夫婦といった極めてクローズドなソーシャルネットワーク「Pairy」がリニューアルし、新しいバージョンとなるアプリを公開した。現在のユーザー閲覧ボリュームは月間500万PVで、公開後、約1年となる節目に新しい機能などでこの分野の可能性を追求している。 Pairyの公開は2012年6月。当時はクローズドのコミュニティとしてPath(2011年10月創業)やCouple(2010年11月創業、…

main

カップルや夫婦といった極めてクローズドなソーシャルネットワーク「Pairy」がリニューアルし、新しいバージョンとなるアプリを公開した。現在のユーザー閲覧ボリュームは月間500万PVで、公開後、約1年となる節目に新しい機能などでこの分野の可能性を追求している。

Pairyの公開は2012年6月。当時はクローズドのコミュニティとしてPath(2011年10月創業)やCouple(2010年11月創業、2013年2月に北欧のCuppleを買収してPairからブランド変更)、Between(2011年2月創業、韓国企業)などの「家族・恋人」ソーシャルネットワークの成長が日本にも聞こえてきたころだ。

カップルとなる二人が承認制のフローを経てペアリングを成立させると、二人だけが閲覧できるペアアルバム、チャットやデートスポットの検索や予定調整が可能なカレンダー機能などが利用できる。今回のリニューアルでPairyはカップルの「想い出」を振り返るアプリになるという。

newhome_action album

TIMERS代表取締役CEOの高橋才将氏と取締役COOの田和晃一郎氏によれば、これまでのユーザー動向から、カップルユーザー(特に女性)のニーズが「想い出に浸ること」にあることが分かったのだという。

「ユーザーアンケートしてみたところ、女性の半数は彼氏とのチャットやLINEを読み返しているそうなんです。Pairyでもデートが終わった後に写真を共有してアルバムを見返したりするという行動が多く、土日のアップロードがやはり多いです」(高橋氏、田和氏)。

もちろん想い出に浸るだけであればもうコメントに出ているようにLINEや既存のソーシャルネットワークで十分だろう。そこでPairyが用意したのがデート機能だ。二人のデートの予定をPairy上で新たに追加されたカレンダーに追加してデートのプランニングが可能になっている。

calender_plan calender

「外部から取得している情報を元にデートスポットの掲載をしています。カップル市場というのを調査したところ、1.3兆円の市場規模があると想定しています。レストラン消費やホテル、プレゼントといった消費市場ですね。アプリを使うことでよりリーズナブルな良いデートプランを提供できるようになる」(高橋氏、田和氏)。

ここに彼らの考えるビジネスモデルも隠れているようだ。カップルをターゲットにしたマーケティングやO2Oといった話題は理解しやすい。

高橋氏と田和氏は共に2010年に新卒で博報堂に入社。それぞれ学生時代に起業経験やプロジェクト経験があったことから、入社二年目に博報堂社内で実施された事業プランコンテストにPairyの原型になるアイデアを提出、それが起業のきっかけになっている。

2012年5月にはDeNA出身のエンジニアと三人で起業し、2013年4月には、エヌ・ティ・ティ・ドコモ運営のインキュベーションプログラム「ドコモ・イノベーションビレッジ」の第一期採択企業にも選出されている。

カップルのみを対象にした非常にニッチなサービスなだけに、ユーザー獲得やマーケティング、ビジネスモデル、全てにおいて幅広く構えているLINEやfacebookなどのメッセージングやソーシャルネットワークと違った戦略が必要とされるだろう。コミュニケーションを中心に設定されているものが多い中、今回追加されたデートプラン機能がどのような効果を挙げるか興味深い。

メジャーなサービスが市場を寡占しつつある今だからこそ、ニッチを追求するプレーヤーのひとつとして続報があればお伝えしたい。

----------[AD]----------

Pathが本格的に日本に進出、盛り上がりをみせるクローズドSNSのこれからの行方

SHARE:

先日、筆者はあるイベントに参加した。それは、クローズドSNSのPathのミートアップイベント。同サービスのコアユーザーが招待され、来日しているPath副社長のMatt Van Horn氏を囲んで、同氏からこれからのpathの戦略や今後についての話を聞くことができた。 Pathは、2010年11月にローンチしたSNS。当初は、50人の友達のみを登録するSNSとして誕生。その後2011年の秋に大幅なリ…

IMG_6293

先日、筆者はあるイベントに参加した。それは、クローズドSNSのPathのミートアップイベント。同サービスのコアユーザーが招待され、来日しているPath副社長のMatt Van Horn氏を囲んで、同氏からこれからのpathの戦略や今後についての話を聞くことができた。

Pathは、2010年11月にローンチしたSNS。当初は、50人の友達のみを登録するSNSとして誕生。その後2011年の秋に大幅なリニューアルを図り、UIの改善や50人から150人への人数変更などの改善を図った。現在では、世界で600万人以上ものユーザが使っており、世界19ヶ国でローカライズされている。50%以上がアメリカ以外のユーザで占められており、日本でも人気の高いアプリだ。

今回のミートアップでは、Pathの本格的な日本進出について話された。日本戦略の担当として、かつてAppleで働いていた元リアルネットワークス代表取締役の進藤公彦氏が就任。アジア進出の大きな拠点として、スマートフォンの利用の高さや市場としての魅力から、日本を大きな市場として見据えている。

来日しているMatt氏の経歴も一部話されていたが、その経歴も面白い。学生時代には、Appleのスチューデントキャンペーンとして、大学生たちに対する活動を展開し、その後Lyftと呼ばれれる個人ハイヤーサービスのベンチャーに関わる。Uberなどの個人タクシーサービスがいままさに盛り上がっている市場だ。

Lyftはピンク色の髭をつけたハイヤーと、利用料金の安さで人気を博しているサービスだ。その後はソーシャルニュースサイトのDiggにも関わり、2010年8月にPathのビジネス戦略を開発するために副社長に就任。サンフランシスコを舞台に活動するビジネスディベロッパーだ。

IMG_6251

Pathが誕生した経緯には2つの理由がある。1つは、2014年までにデスクトップからモバイルが主流になるとMatt氏は語る。

現在、モバイルユーザは加速度的に伸びてきています。統計から推測するに2014年には、モバイルユーザがデスクトップユーザの人数を追い抜くと予測しています。新興国を含めて、誰もがモバイルをもち、いつでもどこでもインターネットが使える時代がすぐそこにきているのです。

モバイルを主にしているからこそ、Pathはデスクトップアプリをリリースする予定はなく、モバイルのみのプラットフォームとして開発を進めている。二つ目の理由として挙げられたのは、ソーシャルであることに対するユーザの疲労。Facebookなどの誰とでもつながっている状況が作り出す「ソーシャル疲れ」が、アメリカでは現在起きている。

FacebookやTwitterなどのようなパブリックなものだと、落ち着いて会話する機会を作ることが困難になっています。より個人的なもの、例えば家族や友人、恋人と何気ない会話を楽しむ場所が少なくなっているのです。だからこそ、本当に気が許せる人たち同士とのつながりを作り出すことが、Pathが目指すところです。

既に、アメリカではFacebookの投稿数や接触時間が次第に減少傾向にあるとニュースでも報じられている反面、Pathの投稿頻度はFacebookの10倍にものぼる、というニュースもある。気心のしれた人たちと会話を作る機会を提供し、より日々の生活を充実させることが目的だと同氏は語る。

また、今回の日本への本格的な進出と並行して、もうじきPathがリニューアルを実施する、という話も。さらにライフログにも特化した機能がつくと話しており、すでに米国では導入をしていると語った。アプリのマネタイズに関しても注目だ。クローズドSNSがどのようにしてマネタイズを図っていくか。それも明らかになることが予測される。

盛り上がるクローズドSNSの行方

海外のサービスのみならず、日本国内でもにわかにクローズドSNSは盛り上がりをみせている。

恋人限定のスマートフォンのPairyCouple(旧:pair)Betweenなど、国内外のサービスが昨年リリースされ、注目を浴びている。また、Pathなどのような限定人数でのクローズドSNSとして、9人限定SNSのCloseや、1ヶ月限定で男女10人がクラスをつくるClassなどが先日リリースしたばかり。

PathのMatt氏が語るように、日本でもFacebook疲れやソーシャル疲れなどの言葉もで始めており、パブリックなものから、よりパーソナルやコミュニティを意識したサービスのニーズが高まってくる兆しがある。ソーシャルで誰とでもつながることを楽しむ方向から、お互いに顔が見え、信頼関係が構築されている人たち同士と会話することを楽しむ方向にユーザが向かうのかどうか。これからのSNSとの付き合いも変わってくるのかもしれない。

これらのサービスで気になるのは、サービスの認知とマネタイズ。クローズドであるがゆえに、相手に対してサービスを使ってるかどうかを聞いたり、TwitterやFacebookなどのようにユーザが増えていくことで楽しさが増していくものではないため、大きな拡散も見込めない。マネタイズ方法についても、それぞれのサービスが試行錯誤を繰り返していると考えられる。事業を安定させ、サービスの満足度を高めるために、ユーザ数の増加と課金などのマネタイズとの関係は切っても切れないもの。各サービスがこうした課題とどのように向き合っていくのかにも注目していきたい。

----------[AD]----------