Tencent(騰訊)のメッセージアプリWeixin(微信)が3億ユーザを達成し、新バージョンをリリース

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【原文】

weixin

Weixin(微信)チームの発表によると、Tencent(騰訊)のモバイルメッセージアプリWeixinが、開始2年で登録ユーザ3億を達成した。

2011年1月21日に始動したWeixinは、今では中国で最もよく使われるモバイルアプリのひとつとなった。そして、Weixinの海外展開は、国際的に存在感のある中国のインターネットプロダクトの最初のケースになると予想される。

英語名WeChatのWeixinはローンチ後まもなく国際展開を開始した。2011年10月には英語版がリリースされ、アメリカ、日本、そして繁体字を使う中国語圏で利用できるようになった。

その年の12月には、100ヶ国にいるユーザが自分の携帯電話番号とWeChatをバンドルすることができるようになった。後にFacebookともつながり海外ユーザにも喜ばれるようになった。現在では、アメリカと東南アジア諸国にサーバーを配置する予定だ。

意図的な減速

急速な成長をしていたWeixinは、ユーザがコンテンツをシェアするためのPath風の共有機能「Moments(微信朋友圈)」や、企業やメディアが顧客や読者と交流するための「Official Accounts(オフィシャルアカウント)」、そしてオフライン販売業者が顧客関係管理を行うための「Weixin Membership Card(微信会員卡)」などの機能を提供し、本格的なプラットフォームとなりつつあった。

やがて、Weixinは大衆がモバイルインターネットに望むことが、何でもできるツールになった。つまりメディアプラットフォームであり、モバイルのエンターテイメントセンターであり、ショッピングマーケットプレイスであり、そしてオンラインの世界とオフラインのコマース世界をつなぐアプリであるなどだ。

そして、同サービスのマネタイズの可能性が最もホットな話題のひとつとなり、オンラインコンテンツのマーケターがこの新しいプラットフォームWeixinを研究し始めた。オンラインの化粧品小売業者MFHUIはWeixinを通じた商品の販売に成功し、Tencentの決済ソリューションTenpayは2013年初めにWeixin内での直接決済を可能にする計画を打ち立てた。

WeixinがHTML5ベースのモバイルゲームをテストしているという噂があったが、これはTencentのCEOであるPony Ma(馬化騰)氏が中国のネット企業がモバイル事業で最初に収益をあげるのはモバイルゲームに違いないと指摘していることと一致する。

これまで述べてきたことすべてを手に負えなくなるまで成長させる代わりに、Weixinチームは成長を抑制するよう政策を調整した。例えば、同社はユーザを困らせないようにするため、企業やメディアのオフィシャルアカウントからユーザに発信できるメッセージの回数を1日3回から1回に減らした。

その一方で、第3者企業がWeixinは全能なプラットフォームではないことに気がついた。地元新聞社の記者が、主要な配信チャンネルとしてWeixinを利用することをやめる予定であると発表し、同サービスのシステムはより多くの読者にアプローチして良い交流を図るには相応しくない ー 少なくともWeiboほどは良くないと述べた(中国語の記事はこちら)。

Tencentのライフスタイルeコマースサービスを統括するDai Zhikang(戴志康)氏は次のように述べている。

「Weixinの成長はあまりに急激なものでした。1年前、Weixinのことをどう思っていましたか?1年後の考え方は今とは違うはずです。最初、私たちはお金を節約するためにWeixinを利用しました。テキストメッセージを送るのはお金がかかりますから。

その後は写真を送るためのツールとなり、今では、グループメッセージや音声メッセージ、そして『Moments』のためにWeixinを利用しています。あなたのアイデアは、O2Oビジネスの構築も含め、1年後には変わっているでしょう。」

再びプロダクトに

どうやらWeixinはプロダクト自体に再びフォーカスしているようだ。それがTencentと同チームが真に専門としていることでもある。最新バージョンのWeixin4.5はiOSでベータ版のテスト中だが、音声認識機能や音楽の検索などモバイル用の機能を加えている。

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【via Technode】 @technodechina

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