中国のメッセージアプリWeChat(微信)を提供するTencent(騰訊)がFacebook向けのチャットアプリをローンチ

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qqchat

中国のインスタントメッセージサービス業界を独占しているTencent(騰訊)が「QQ Chat for Facebook」の提供を開始する。このサービスは、Facebookの上に構築されたウェブベースのクロスプラットフォーム対応型チャットツールだ。TencentのQQユーザは今や、Facebook上の友達と直接チャットをすることができ、同アプリ内でQQもしくはWeChat(微信)の友達にも連絡をとることができる。

同アプリはFacebookアプリセンターで無料で入手でき、標準中国語、スペイン語、日本語にその場で翻訳してくれる機能が搭載されている。

Facebookは中国本土からはアクセスできないため、一般的なQQユーザ(主に中国人)がFacebookになんとかアクセスして同アプリを利用するというのは想像しがたい。また、中国本土に住みFacebookにアクセスすることのできる人で、そういうアプリをインストールしてQQチャットの友達に連絡を取りたいという人もあまりいないだろう。

同アプリを好んで使うのは中国国外に住む中国人だけではないだろうか?それでも、人数的には少ないだろう。もしこのアプリが人気になるとすれば、Facebookよりもはるかに機能が良いからか、それとも世界中のユーザが同アプリからWeChatの友達に連絡できるから、というような理由だろうか?

WeChat(もしくは中国語でWeixin)——Tencentが開発したモバイルメッセージアプリで、3億人を超える登録ユーザを誇る—— は、まず中国語版をローンチして、その1年後の2011年初めに英語版をリリースした。今では東南アジアで大きなトラクションを獲得している。

Tencentは2010年後半に「QQ IM for PCs」の英語版「QQ International」をローンチした。だが、同プロダクトのグローバル展開の助けにはならなかった。WeChatは、Tencentが行うグローバル展開で初めて有意義な存在感を獲得できるプロダクトになると予測されている。同社は最近、 同プロダクトのプロモーションを行うためにアメリカにオフィスを開設した。WeChatはFacebookとも連動しているので、ユーザはFacebookの連絡先をWeChatにもインポートできる。

【via Technode】 @technodechina

【原文】