パネル・ディスカッション「ソーシャルB2Bにおける、新しい波」 #bdash

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本稿は、B Dash Camp 2013 in 福岡の取材の一部だ。

B Dash Camp 2013 in 福岡の午後のセッションでは、ソーシャル・ウェブがもたらした、B2Bビジネスの変化について、パネル・ディスカッションが繰り広げられた。登壇者は次の通りだ。

  • セールスフォース・ドットコム コーポレートディベロップメント シニアディレクター 倉林陽氏
  • ホットリンクCEO 内山幸樹氏
  • アライドアーキテクツ 中村壮秀氏
  • ヤフージャパン メディアサービスカンパニー 予約サービスユニットマネージャー 津幡 靖久氏

16:05 – 倉林氏:「アメリカでは、ソーシャル・ネットワークはビジネスにも存在していて、消費者分野だけのものではない。ビジネス・ソーシャル分野にも多くのプレーヤーがいる。」 彼は自社のソーシャル・マーケティング・プラットフォームである「マーケティング・クラウド」について軽く説明した。

16:08 – 中村氏:日本には、ソーシャルB2Bを利用している企業が3,000社あると言うが、ビジネスにソーシャルを利用する企業はさらに増えつつある。これはまるで消費者分野で15年前に起こっていたことのようだ。まさに今スタートを切ろうとしている感じだ。

16:12 – 津幡氏は、多くの人が B2B に LINE を使えば、ブームになるだろうと述べた。彼は、最前列で LINE の森川CEOがノートを取っているのを見ていた。内山氏は冗談混じりに、LINE と提携したいと述べた。

16:15 – 中村氏:近年では多くの物事が動いている。例えば、レストランで食事をしてオンラインでおすすめをすると、そのようなソーシャル・データはオンライン上に蓄積されてゆく。しかし、そのような情報を扱う上で、検索機能は効率よく情報が整理できるものにはなっていない。データの量が増えただけで、情報の整理という点では、我々はまだ初期段階に居るのだ。

16:23 – 内山氏:2012年には、ソーシャル・メディアを使った株価予想システムができた。それを聞いて、日米には大きな違いがないと感じた。まだ積極的ではない日本企業は、新しいアイデアよりも過去のことを考える。顧客のリテラシーは変化してきている。

16:27 – 沼倉氏:アジアのGDPは、まもなく世界の52%を占めるようになると予想されている。アメリカのサービスがアジアに進出してくることが減少するとは思わないが、ローカライズの必要がある。

16:31 – 津幡氏:投資という点では、B2Bは評価できるセクターだ。ウェブやソーシャルの市場に参入しようとする企業が多く居る。可能性は非常に高い。

【原文】

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