アメリカのソーシャルレンディング市場への投資を可能にするグローバルファンド「Aqush」

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

卓越した日本のソーシャルレンディングサービスAqushは、昨日アメリカを拠点とする Lending Club と協業し、新しいファンドを組成したことを発表した。日本のレンダーが、アメリカのプロジェクトにファンドレイズすることを容易にするものだ。日本のユーザは、アメリカを拠点とするプロジェクトに投資する場合、これまでは地元の銀行口座を用意することが必要だった。今回の新しいパートナーシップの結果、日本のレンダーはこうしたプロジェクトに1.5%の追加料金を支払うことで投資が可能になる。

Lending Club は2007年にローンチされ、これまでに合計190万ドル以上もの個人ローンを取り扱ってきた。同社は5月に1億2500万ドルをGoogleから資金調達している。

株式会社Exchange Corporation(エクスチェンジコーポレーション)、もしくは略して ExCo は Aqushの運営会社だ。インベストメント・バンカー Russel Cummer氏 によって2008 年にローンチされ、その後、2010年にシリコンバレーを拠点とするスタートアップファンド 500 Startups から投資を受けている。(投資額は公開されていない)

彼は日本版 Experian、もしくは Equifax に相当する、消費者の個人のファイナンス状況の信頼性をレポートするスタートアップ「MyCredit.jp」も立ち上げている。

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