KakaoTalkがグループ系アプリ「KakaoGroup」を新たにローンチ

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kakaogroup先日、KakaoTalkは大変身を遂げ、KakaoGroupという形で新たなアプリをローンチした。

プライベートなモバイルグループサービスで、ユーザはプライベートグループ内で更新情報や写真を共有できる。昨年、韓国のスタートアップであるKakaoTalkは、KakaoTalkアプリ内で5人まで参加できる無料のグループボイスチャットサービスをローンチした。

今回のKakaoGroupはそれとは異なるアプリで、Android版とiOS版がダウンロード可能だ。また、韓国語と英語の両方をサポートしている。KakaoGroupを使用するには、Kakaoアカウントが必要になる。Kakaoは、同社チームが「ニーズに応えるためユーザの声に耳を傾けながらサービス改善を行うよう、継続して努力しています。」と話している。また次のように付け加えた。

「KakaoGroupは、ユーザがKakaoTalkでのグループ通信で直面したありがちな不便さを解決する手段として開発されました。」

グループダイナミクス

kakaogroup

KakaoGroupユーザは簡単にグループを作成でき、友人や家族といった特定のグループと更新情報や写真を共有できる。グループを作成するには、ユーザはグループ名とカバー画像を設定し、メンバーページの「メンバーを招待する」をタップして、作成したグループへとKakaoTalkの友達を招待するだけでいい。KakaoGroupへの招待状は、KakaoGroup通知機能やKakaoTalkを通じて各メンバーに送信される。

グループを作成した人は「グループ・ホスト」となり、グループ名やグループカバー画像を変更することができる。グループ内のメンバーであれば誰でも同グループに他の友人を招待することができるが、グループ・ホストだけがグループからメンバーを外すことができる。また、選択したグループ内の別のメンバーへポジション替えすることもできる。

KakaoGroupは独立したアプリだが、グループのメンバーは「グループチャットルームに行く」を選択すれば、KakaoTalkで会話を続けることができる。

数ヶ月前のシンガポールでのStartup Arenaで、イスラエル拠点のグループチャットアプリHoozinのピッチを見た。先月末の中国でも、Sinaが似たようなグループチャットアプリをローンチした。WeChatも同様、最大40人まで利用できるグループチャット機能があるが、新たなKakaoGroupとは違ってそれほど多くの機能を提供していない。7月時点で、KakaoTalkのユーザ数は1億を数えた。

GoogleのPlay StoreまたはAppleのApp StoreでKakaoGroupを手に入れよう。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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