1400万人の患者が利用するモバイル健康アプリChunyuyisheng(春雨医生)がバージョン4.0をリリース、病気検索機能を追加

SHARE:

Chunyuyisheng

モバイル健康アプリのChunyuyisheng(春雨医生)がバージョン4.0をリリースした。同アプリの検索エンジンには過去の問い合わせや病気検索機能が搭載されている(中国語記事)。検索結果には異なる病状、近隣の医師、治療方法やQ&Aの情報が含まれる。

数多くの患者から似たような質問を受けたことで、Chunyuyishengは新アルゴリズムや豊富なデータを駆使して検索エンジンを構築した。これにより、過去の質問に基づいて患者の症状の診断の手助けができるという。性別や年齢、問い合わせ内容に応じて似たような51の質問を一覧化するサービスなどが提供される。

Chunyuyishengによると、同サービスはBaidu(百度)の医療部門にも匹敵するという。理由として、検索結果は全て医師からのものであり、プラットフォームには広告やプロモーションコンテンツの類は表示されない。一方Baiduは特定のキーワードに関連するリンクを一覧し、いつもユーザを悩ます広告が表示される。

さらに、同社は子育てやマタニティ系の縦のチャネルもローンチしていく予定だ。同社が公表したデータによれば、現在1400万人の登録ユーザと8000人以上の医師がおり、1日2万件ほどの新規質問が寄せられている。

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する