【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします Confirmed: Google will let anyone in the U.S. buy Google Glass for just one day Google Glassが欲しい方はこの日を狙うといいのかな。USに在住の方のみ、4月15日9時(米国東部標準時間)から1日限定でGoogle G…
Rovio Entertainment Mighty Eagle Peter Vesterbacka
イギリス貿易投資局 ベンチャーキャピタルアドバイザー Chris Wade
パネルの冒頭、Heller は、彼の会社がイスラエルのスタートアップ・シーンをどのように進化させてきたかを説明した。1997年のローンチ以降、Vertex は108社に投資しており、そのうち30社以上がIPOを果たしている。中でも最も最近の事例が、コミュニティ・ベースのリアルタイム交通情報・ナビゲーションアプリの「Waze」で、昨年 Google に買収された。彼はイスラエルのスタートアップ・エコシステムで興味深いのは、国民一人あたりのVC投資金額が他のどの先進国よりも高いことだと強調した。
David Heller
Viber の Marco は、自社を日本の会社だと呼んでほしいと言いながら自己紹介した。今年はじめ、日本の楽天に買収されたからだ。同社はベラルーシでビジネスを開始しロンドンに移転したわけだが、現在は特に東南アジア、中でもミャンマーやフィリピン等に多くのユーザを抱えているのだそうだ。彼の日本の起業家へのアドバイスは、従業員に個人主義を尊重させ、既存の考えに囚われずに考えるのを促すことだと語った。
Rovio の Peter Vesterbacka は、彼の会社が元々はゲーム会社としてスタートしたが、現在は3つのE——Entertainment(エンターテイメント)、Education(教育)、Entrepreneurship(起業家精神)にフォーカスしていると説明した。この努力の一環として、彼らはフィンランド最大のテック・カンファレンス Slush[1] の開催に携わっている。彼は聴衆の中にいる起業家らにグローバルなサクセス・ストーリーを作ることを促し、東京の人口だけでもフィンランド全体の人口よりも多いことを指摘した。スタートアップは目立つべきで、また他社とは差別化すべきで、彼の会社は従業員の多様性を尊重しているとも語った。東京にオフィスを構えて以来、同社は日本人よりも日本らしくありたいと思っているのだ、と述べた。
イギリス貿易投資局の Chris Wade は、会社を設立しようとしている起業家の障害を取り除き、必要なメンターシップを提供することで、ロンドン東部にあるスタートアップ・コミュニティの成長を支えてきたと説明した。彼は、イギリス政府が、シード投資の税を軽減したり、国外から人材を雇用しやすくするため起業家ビザを発行したりして、起業家精神を活性化すべく策を講じているとも述べた。
森川氏による LINE の紹介からこのセッションはスタートした。これまでに我々も取り上げている通り、LINE は現在ユーザ数が4億人に達している。森川氏の見方では、組織の大小にかかわらず、誰もが破壊的なビジネスを作れるということだ。問題なのは、新しいアイデアを出したときに、どの組織にもそれに対してノーを言う人がいることで、そのアイデアを実現しようとするとき、往々にして最大の障害になる。
Jerry Yang は検索の巨人 Yahoo の創業者として有名だが、現在はシリコンバレーで投資家として働いている。彼の会社である AME Cloud Ventures は50以上のスタートアップに投資しており、その多くはデータドリブン・ビジネスを展開している。ビッグデータのメソロジーは今後、あらゆる産業が世界中でモノを再考し作り直すことを促すと考えられるので、彼はこの分野に大きな可能性を感じている。彼の戦略では、近い将来に起こることを推測/予測し、それに基づいて、どのようなスタートアップに投資するのかを決めているのだそうだ。
AME Cloud Ventures 共同創業者 Jerry Yang 氏
モデレータを務めた慶応大学教授の夏野剛氏が「企業の中で起業家のマインドセットを育てるにはどうすればよいか」と尋ねたところ、そこには切迫感が存在するべきだろうと Jerry が答えた。スタートアップは言うまでもなくそれを持っているが、従来から存在する企業が内部から新しいことを起こすためには、切迫感を持つ必要がある。
Matt Wilsey によれば、我々は誰かをイノベイティブにすることなどできない。我々にできることは、イノベーションを起こしやすい環境を作ることだ。イノベーションは往々にして、予期せぬところで起こる。企業にとって最大の失敗は、従業員が挑戦し失敗するのを許容する環境や文化を作る時間が無いことだ、と述べた。
Image by The Next Web 【ピックアップ】は世界のテク系スタートアップの資金調達やトレンド記事を概要と共にお届けします Xiaomi’s Social Media Strategy Drives Fan Loyalty フラッシュセールを使って分速でスマホを売りさばくことですっかりおなじみになりつつある中国スマートフォン巨人のXiaomi(小米)ですが、こちらにそのソ…
彼らの熱狂はすさまじく、つい先日開催されたMi Fan Festivalの一部として実施されたフラッシュセール(こっちはオンラインですね)では、130万台のスマートフォンを12時間で販売し、その売上げは2億4200万ドルになったとのこと。書いてて間違いなんじゃないかと何度も見直してますが、どうやらそうらしいです。