飼い主の外出時にも犬がひとりで遊べるペットの脳トレデバイス「CleverPet」

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cleverpet

外出しているときでも、自宅のペットの犬に餌を与え、しつけができるCleverPetがKickstarterに登場、人気を博している。終了まで2週間を残した5月中旬の時点で、すでに目標額の10万ドルを突破、集めた金額は13万ドルを超えた。

CleverPetには、3つの光るタッチパッドがついている。それを使ったゲームを犬がクリアすると、餌のドッグフードが出てくる仕組みだ。

CleverPet

最初は、何もしなくても勝手に餌が出てくる。次は、パッドが光り、いずれかのパッドを触ると餌が出てくる。その次は、光ったパッドを触ると餌が出てくる、といったように、徐々に難易度が上がっていき、犬が学習していくことができる、いわば、犬の「脳トレ」だ。

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難易度の調整については、CleverPetが、行動科学に基づいた最先端のアルゴリズムで犬の学習状況に合わせて自動で行ってくれるというから楽チンだ。また、光の指示だけでなく、事前に飼い主が録音しておいた音声を使ったゲームを実行することも可能だ。

犬の活動記録や学習状況については、専用のWebサイトやスマートフォンのアプリでいつでも確認することができる。また、毎日のスケジュールを組んで自動実行することも可能だ。

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ただし、外出先から飼い猫の様子を見ながら遊ぶことができるKittyoのようにカメラを搭載しているわけではないため、映像でモニターすることはできない。

飼い主の不在時に、不安から物を壊したり吠えたりする犬も多いと聞くが、CleverPetがあれば、ゲームをクリアするのに夢中で物を壊したりする暇はなくなるという。留守番の際に、暴れたり粗相をしがちな犬を飼っている方には特に役に立つアイテムかもしれない。

販売予定価格は279ドル。Kickstarterの出資者は早期割引で80~150ドル安く手に入れることができる。発送時期は2015年2月を予定。

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