
スマートグラスとドローンが併用できるようになれば、かなり新しい体験をもたらしてくれそうだと常々考えていたのだが、このテストを始めたところが現れた。
米GE(ゼネラル・エレクトリック)の発電プラント機器の保守サービス部門が、スマートグラスのGoogle Glassと無人航空機、ドローンのテストを開始する。2014年7月16日にシリコンバレーで行われた「CIOイノベータ・サミット」で、同社CIOのトレー・キースラー氏が明かしたと米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
GEでは、昨年11月にGoogle Glassを現場の従業員が利用するイメージを公開している。
WSJの記事によれば、GE PGS部門のエンジニアは保守メンテナンスのための見取り図を現場に持ち込むことが難しいため、従来は現場エンジニアにタブレット端末やスマートフォンを貸与していたそうだ。
だが、それでもタブレット端末やスマホを持つために手はふさがってしまっていたが、Google Glassのようなスマートグラスを活用することができれば、片手が塞がることもなく、業務効率が改善すると考えられる。
今回、テストを開始すると発表されたドローンは、現場で熱損失が起きている場所を特定する温度分布地図の作成を行うために活用されるという。
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