<ピックアップ> Instagram adds tools for brands, starts to look like a real ad platform
Instagramがfacebookに買収されたのは2012年4月。奇麗な10億ドルというキリのよい買収金額が記憶に残っておりますが、当時、その巨額の評価額と共に話題になったのが「ところでInstagramって儲かるの?」という話でした。冒頭の記事にもある通りですが、2014年2Q決算でもfacebookはその状況を明らかにしていないそうです。どれだけ稼いでるかはまだ分からない、ということですね。
ただ、いつまでもそういう状況が続くわけでもなく、ようやくというか、Instagramのマーケティングビジネス方面の動きが分かるようになってきました。大きなポイントは2013年11月に開始された広告展開ですが、これはまだ限られた範囲での提供だったようです。
さて、そこから約9カ月。次にInstagramが明らかにしたのが広告マネジメント系のツールでした。8月21日に発表された三つのツール「account insights」「ad insights」「ad staging」はそれぞれ、アカウントのリーチやエンゲージメントの管理、広告測定、広告キャンペーン管理を実施してくれます。
特にクリックというよりはユーザーにどれだけ反響があったかを図るエンゲージメントがブランド訴求にとって重要なポイントとなるだけに、この測定パネル、ツール類はマーケティング担当者にとって使いやすそうな印象があります。
後はこれがInstagramにとって大きく飛躍するきっかけ、ひいてはfacebookにどれほどの貢献をもたらすのか興味深いところですし、類似の写真アプリが大量に出回ったことを考えると、それらの道しるべとなるのかそちらも気になるところです。
via VentureBeat 【G翻訳】
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