個人向けの小型ヘリコプターことドローンが世界的に流行の兆しを見せている。YouTubeなどを見れば、GoProから始まったアクションカメラによる動画の流れが、少しずつドローンを利用した空撮にも広がってきていることがわかるだろう。
そんなドローン向けに、ネットとの連携機能を備えた個人向けブラックボックス「Flytrex Live」が登場した。
Flytrex Live最大の特徴は、リアルタイムにインターネット接続をすることで、ドローンをソーシャル化できることだろう。例えばFlytrex 社のサービスを通じて、ネット上にリアルタイムな飛行位置を表示したり、最長飛行距離などの記録を他のドローン操縦者と競うことができる。記録保持者にはバッジが送られるなど、ゲーム的要素もばっちり準備されている。
また、飛行機のブラックボックスと同じような働きをすることもポイントだ。フライトレコーダーとして飛行中のログを取り、たとえドローンを見失ったとしても、その場所や状況を確認することができる。
気になる価格は約2万円。本体のサイズは4.5 x 4.8 x 1.1 cmとかなりの小型。重量も31gと軽量である。本体からの通信にはmicro SIM スロットに差すタイプの2G GPRSを利用している。ちなみに、今のところ日本で対応している通信ベンダーは紹介されていない。
現在のところ、対応しているドローンは一部のものに限られているが、これからその範囲を広げていくそう。ドローンがネットに接続できるようになることで、さらなる新しい楽しみ方が生まれることを期待したい。
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