Alibaba(阿里巴巴)のIPOでJack Ma氏は8億6700万米ドルを引き出すか【Alibaba・IPO特集】

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編集部注:本記事は既に株式公開を果たした Alibaba(阿里巴巴)公開前後、パートナーメディアの翻訳記事です。今後の参考のためIPOに関する記事はこちらにまとめました。

明日米国市場にAlibabaが登場する時、この巨大eコマース企業の小柄な創業者であるJack Ma氏は巨額の富を得ることになる。

以前、Ma氏は上場時に1275万株を売却すると表明していた。今週初めAlibabaが株価レンジを引き上げたため、Ma氏は当初の期待よりさらに多くの金額を受け取ることになった。したがって、もしAlibabaがレンジの上値の一株68米ドルでデビューした場合、Ma氏は8億6700万米ドルを手に入れることになる。

もちろん、同社の会長であり、前CEOである彼はもっとたくさんの株を保有している。1999年に創業したAlibabaの株をMa氏は合わせて約6%保有している。彼はこの株を持ち続けるが、株式公開直後のAlibabaの市場価値が約1680億米ドルと仮定すると、その保有株の合計価値は約100億米ドルとなる。

Forbesによると、この金額にはMa氏が保有している他社の株式は含まれていない。ForbesはさらにMa氏はいくらかの株を慈善事業に割り当てると付け加えているが、それがどれだけかは定かではない。

AlibabaのIPOで放出される株の多くは既存の株主によるものだ。保有するAlibaba株の約8%を売却するYahoo(NASDAQ:YHOO)は、取引後16%を保有することになる。日本のSoftbank(TYO:9984)は、おそらくより賢明な判断により一株も売却しない。

Alibabaは金曜日朝にニューヨークで上場する。

【原文】

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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