乗ることでiPhoneを充電することが出来て音楽を聴くことも可能なスケートボード「Chargeboard」がクラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集していた。目標額は50,000ポンドで、惜しくもプロジェクト資金に届かなかったが、プロダクトアイデアはユニークだったので紹介したい。
開発しているのはWillem de Kooning Academyの学生、Bjorn van den Hout氏だ。ロングボード(スケートボード)が好きで仲間と長距離を街乗りしたり、公園で音楽を楽しみながら乗ったりしているが、スマートフォンのバッテリーがすぐに切れてしまうことに不満を覚えていた。そこで思いついたのが「Chargeboard」だという。
乗ることでバッテリーにエネルギーを貯める事が出来る。リアの車軸に二つのダイナモを搭載し、それぞれ6Vを発生。5Vにコンバートしバッテリーをチャージすることが可能だという。
Chargeboardにはドックが備わっているため、そこにiPhoneをセットして充電を行うことが可能とのこと。また、スピーカーも搭載しているため音楽を聴くことも出来る。
USB端子や3.5mmオーディオジャックも備わっているため、他のスマートフォンの充電や音楽の再生も可能のようだ。
今回のクラウドファンディングではプロジェクトは成功しなかったが、なんらかの形で実現してもらいたいものだ。
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