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Orange Fab AsiaがFall 2019 Seasonのデモデイを開催、非侵襲の血糖値測定ウエアラブルデバイスを開発するクォンタムオペレーションが優勝

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フランスのテレコム大手 Orange がアジア地域で展開するスタートアップ・アクセラレータ Orange Fab Asia は12日、都内の dock-Kamiyacho(旧:dock-Toranomon)で Fall 2019 Season のデモデイを開催した。東京・ソウル・台北の各都市で展開するプログラムに加え、シンガポールのピッチイベントでの優勝チーム、ジャカルタで開催された NTT St…

フランスのテレコム大手 Orange がアジア地域で展開するスタートアップ・アクセラレータ Orange Fab Asia は12日、都内の dock-Kamiyacho(旧:dock-Toranomon)で Fall 2019 Season のデモデイを開催した。東京・ソウル・台北の各都市で展開するプログラムに加え、シンガポールのピッチイベントでの優勝チーム、ジャカルタで開催された NTT Startup Challenge」の優勝チームなど、総勢17チームのスタートアップがピッチを行った。

オーディエンス投票の結果、日本から参加した Quantum Operation 晴れて優勝の座を勝ち取った。 Quantum Operation には、来年5月にパリ市内で開催されるスタートアップ・テックカンファレンス VivaTech への参加権、往復航空券、宿泊券が進呈された。

本稿では優勝チームに加え、デモデイ会場で人気の高かったスタートアップをいくつか見てみたい。

【優勝】スマートウォッチ型血糖値センサー by Quantum Operation(日本 Tokyo Seaoson 12)

非侵襲の小型連続血糖値センサーを開発している。糖尿病患者が、身体を傷つけずに血糖値を測定する手段を提供する。他社の仕組みでは、近赤外線光は血管(グルコース)を通過しないため、レーザを使ったセンサーを使っているケースが多いが、レーザを使うと効果になりデバイスが大型になる。

Quantum Operation は、近赤外線光を使った指紋認証センサーで培った技術を応用し、近赤外線センサーでの血糖値測定を可能にした。これにより、回路の小型化と消費電力の低減が可能になる。同社ではこのセンサーを内蔵した、スマートウォッチを開発中。完成すれば世界初のウエアラブルグルコースメーターとなる。

Kickwαy by Hashilus(日本 Tokyo Seaoson 12)

VR を楽しむには、周囲にトラッキングセンサーを配置したり、ユーザが安全に動き回る必要があったり、一定のスペースが必要になる。池袋のサンシャイン60展望台に設置された「人間大砲」の開発で知られる Hashilus は、省スペースでの没入型の VR が楽しめるマシン「Kickway」を開発した。

ユーザはマシンに捕まって VR を楽しむのとで、動き回る必要がなく省スペースでも体験を楽しむことができる。ユーザがヘッドマウントディスプレイで見ている画像に合わせ、足元が動いて傾いたり、扇風機で風が送られたりする機能が備わっており、ヘッドマウントディスプレイだけを使う一般的な VR に比べ、没入感の高い体験を提供してくれる。

WELT by WELT(韓国 Seoul Season 11)

運動やエクササイズのパフォーマンスを記録・管理するためのアクティビティトラッカー。Apple Watch や FitBit などスマートウォッチ型のものを初め多くのタイプが出回っているが、実に33%のユーザが購入後6ヶ月の間に使うのをやめてしまっているという。着用するのを忘れてしまう、着用していても退屈してしまう、といった理由だからだ。

そこで WELT では、日常的に必ず着用する必要があるものでアクティビティトラッカーを作った。ベルトにアクティビティトラッカーを仕込むことで、着用を忘れる可能性はかなり低くなる。運動量に加え、ウエストサイズや座っている時間の測定、食事習慣(食べ過ぎ)などの情報もトラッキング可能。日本の百貨店や家電量販店でも取扱開始。CES 2020 Innovation Awards に採択。

PICO GO by Brilliant & Company(韓国 Seoul Season 11)

さまざまなスマートホーム用ソリューションを開発してきた Brilliant & Company は、小児喘息患者の症状緩和を狙いとした IoT デバイス「PICO GO」を開発。環境センサー、バイオメトリクスセンサー、ウエアラブルセンサーを搭載しており、喘息患者の症状を測定し、医師が最良の処方を行えるように支援する。

患者自身もまた PICO GO と連動するモバイルアプリを使って、生活習慣を改善し喘息症状を緩和するのにも役立つ。高麗大学医療院、現代グループ系の峨山福祉財団が運営するソウル峨山病院などで臨床試験を実施中。

S.I.T. Technologies/喜徳科技(台湾 Taipei Season 11)

ドイツと台湾を拠点とする S.I.T. Technologies(喜徳科技)は、自動車の遠隔診断と故障予測を提供するスタートアップ。自動車が故障し修理工場に持ち込んだとき、修理にどの程度の費用がかかるのか、どの程度の時間がかかるのかはすぐには判明しない。これは実際に修理する前に症状を診断するまでに時間がかかるからだ。

例えば、運転席のダッシュボードに「エンジンを確認」という警告表示された場合、考えられる原因は複数あるため修理工場は、修理に着手する前にそれを探る必要がある。S.I.T. では同社が提供する技術「uniqueTELEMATICS」を使って、原因の早期発見につなげるほか、故障を事前に予測することで予期しない修理による出費やロスタイムを抑制する。

AVISS by Seadronix (韓国 Seoul Season 11)

自動車を駐車するのが難しいのと同様、あるいはそれ以上に、港で大型船を埠頭に接岸させる際の操船は非常に難しい。通常、港側の担当者からの船と岸との距離を無線で聞き、それをもとに操縦士が操船して接岸させるが、双方の言葉が違ったり距離に対する表現が抽象的で、結果的に事故に至るケースもしばしば見られる。

Seadronix が開発した AVISS(船舶周辺ビューインテリジェントシステム)では、岸に設置されたカメラから AI により接岸対象の船舶を認識し、岸と船との距離を明示的に伝えることで操縦士はスマートフォンに届くデータを元に操船できるほか、自動車の自動駐車機能と同じように、衝突事故を起こさない船舶の自動接岸機能を提供する。ウルサン港の港湾当局、NVIDIA、現代らと協業中。

XTayPro(ベトナム Seoul Season 11)

XTayPro は、国際旅行者を活用した P2P デリバリプラットフォームだ。海外の EC 市場や店頭でしか入手できないものの購入代行サービスはこれまでにも存在したが、配送料金が高かったり関税が高くついたりする。一方で、越境 EC で取引される商品の84%は2kg以下と非常に小型かつ軽量であるため、国際旅行者が手荷物として持ち帰ればコストは抑制できる。

XTayPro では商品購入を希望する消費者と国際旅行者をマッチング。旅行者に訪問先で商品購入を依頼し、帰国後に依頼者に送ってもらう。サービス開始から1年半で45,000人のユーザが登録、プラットフォームを通じた取引額は90万米ドルを超えている。犯罪につながる事象や事故はこれまでに起きていない。ベトナム最大の VC から200万米ドルを調達済。BlaBlaCar との提携を狙う。


Orange Labs Tokyo パートナーシップマネージャーの西川浩司(ひろし)氏は、今回の Fall 2019 Season(Tokyo: Season 12, Taipei/Seoul: Season 11)の終了を受けて、Orange Fab Asia は累積でスタートアップ190社を輩出したと説明。うち2社は IPO、4社は M&A でイグジットを果たしたとしている。

次回バッチとなる Orange Fab Asia Spring 2020 Season は募集を既に開始しており、締切は来年2月中旬まで。プログラムは3月中旬に開始される見込みだ。今回から Orange Fab の展開国にロシアが追加され、Orange Fab Asia が連携可能な市場は合計で18ヵ国となった。

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AIでニュースを収集・配信するSpectee、9月にも北米市場に進出へ【ゲスト寄稿】

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら。 先ごろ OrangeFab Asia が東京で開催した、同社がアジアにおけるアクセラレーションプログラムを紹介するミートアップで、アマチュア撮影によるニュースフィード会社 Spectee は、9月から海外進出を開始することを明らかにした。進出先は、同社にとっ…

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら


Spectee の紹介をする CEO 村上建治郎氏(OrangeFab Asia のミートアップで)
Image credit: “Tex” Pomeroy

先ごろ OrangeFab Asia が東京で開催した、同社がアジアにおけるアクセラレーションプログラムを紹介するミートアップで、アマチュア撮影によるニュースフィード会社 Spectee は、9月から海外進出を開始することを明らかにした。進出先は、同社にとって最大市場であるアメリカになりそうだ。Spectee の創業者兼 CEO 村上建治郎氏は、Spectee を始める前(設立時の社名は、ユークリッドラボ)、あるシリコンバレーの大手企業に勤務していた。

東京を拠点とする Spectee は、ヨーロッパのテレコム企業 Orange が運営するアクセラレータの(日本・韓国・台湾をカバーした)第2期の卒業生だ。Spectee は北米地域での事業参入を記念すべく、来月テキサス州オースティンで開かれるカンファレンスでサービスを披露する予定。Spectee にとって、北米地域に本拠を置く競合サービスは少なくない。

Spectee は画像データに関わる著作権管理問題を取り扱うだけでなく、必要なデータを検索・マッチさせるのに人工知能を取り入れている。2020年までに、インターネットはサイバースペース上に約44ゼタバイトの情報を擁するまでに成長し、このデータ量は一人の人間脳の能力を超えるものになる。

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Spectee は、同社の映像ニュースフィードネットワークを普及させるべく、AP 通信などの通信社と協業している。10年未満の社歴の浅いスタートアップには稀なことだが、Spectee のシステムは複数の特許により守られており、ニュース分野以外の新領域へも適用範囲を広げつつある。

Spectee の登壇に加え、OrangeFab はこれまでの実績を紹介し、次期プログラムへの起業家からの申込募集の用意が整ったことを発表した。また、OrangeFab のミートアップに利用されている会場「docks」について、それを運営する creww が説明をした。docks は、東京中心部に存在し、東京タワーにも近いオープンイノベーション・インキュベーション・コワーキングスペースだ。

先月初め、NewsPicks を提供しアメリカのダウ・ジョーンズと提携するユーザベースは、デジタルに特化したビジネスニュースサービス「Quartz」を Atlantic Media から買収することを発表した。数ヶ月を要するアメリカ政府の承認がスムーズに進めば、ユーザベースが新しい Quartz の提供会社になると考えられる。

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Orange Fab AsiaがSpring 2018 Seasonのデモデイを開催、日韓台シンガポールから21チームが登壇——空気から飲料水を作る「AQR」が優勝

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フランスのテレコム大手 Orange がアジア地域で展開するスタートアップ・アクセラレータ Orange Fab Asia  は25日、都内の dock-Toranomon で Spring 2018 Season のデモデイを開催した。東京・ソウル・台北の各都市で展開するプログラムに加え、協力関係にある韓国の CCEI(創造経済イノベーションセンター/창조경제혁신센터)輩出のチーム、今月行われた…

フランスのテレコム大手 Orange がアジア地域で展開するスタートアップ・アクセラレータ Orange Fab Asia  は25日、都内の dock-Toranomon で Spring 2018 Season のデモデイを開催した。東京・ソウル・台北の各都市で展開するプログラムに加え、協力関係にある韓国の CCEI(創造経済イノベーションセンター/창조경제혁신센터)輩出のチーム、今月行われたシンガポールのピッチイベントでの優勝チームなど、総勢21チームのスタートアップがピッチを行った。

聴衆による投票の結果、台北のアクセラレータプログラムに参加する SpaceApes が優勝した。では、参加チームのうち、本稿では筆者の関心を惹いたいくつかのチームを取り上げたい。

AQR by Space Apes/垠猿(台北シーズン7)

Space Apes は、空気中の水分から飲料水を作り出す「AQR」を開発している。一晩放置するだけで、除湿剤と同じ効果により空気中から水分を取り出し飲料水を生成する。AQR は電気を必要とせずコンパクトであるため、水道が整っていない場所、旅をする機会などにも簡単に持ち運びできることが特徴。

Rivo / Brail Dr. by Braillist(韓国シーズン8)

BrailList は、視力障害のある人のために Rivo と Brail Dr. という2つのプロダクトを開発している。Rivo はスマートフォンと連動することで、コンパクトな点字キーボードとして情報入力を支援する。Brail Dr. は、点字により単語を調べる際の辞書として機能する。

EkkBaz(シンガポール)

EkkBaz はブロックチェーンを使って、B2B 領域における日常消費財(FMCG)の価格透明性を高めようとするスタートアップだ。アプリを使って、小売主と商品製造メーカーを直接つなげ、商品の置かれていないスペースに、メーカーが売り出したい商品を店舗に陳列できる予約権利を提供したり、定期的に在庫が必要となる商品を効率よく仕入れたりすることを可能にする。

ListenField(東京シーズン9)

ListenField は、ウェブ/API ベースで利用可能な米の生産予測分析システムを提供。過去数十年におよぶ気候データや、土の情報などの入力により、作付け時期、肥料の量、収穫時期、予測収穫高などを提供する。数千種類におよぶ米の品種、10万ヶ所以上の観測地点の情報をもとにデータベースを構築しており、農家の生産業務や経営安定化を支援する。

PaintPam(韓国 CCEI)

PaintPam が開発する塗料「S-Paint」をガラスやアクリルに塗布することで、プロジェクター映像が投影可能になる。従来であれば、投影用のフィルムを貼り付ける必要があったが、S-Paint では塗布するだけでよく、必要なくなったときには水で濡らすことで簡単に剥がすことができる。

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Orange Fab Asia Fall 2017 Seasonのデモデイが開催——日韓台から16社が参加、入賞した排泄予知「DFree」は来年VivaTechに参加へ

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Orange Fab Asia  は、フランスのテレコム大手 Orange がアジア地域で展開するスタートアップ・アクセラレータである。14日、東京都内で Orange Fab Asia の Fall 2017 Season(Tokyo: Season 8, Taipei/Seoul: Season 7)のデモデイが開催され、東京・台北・ソウルからスタートアップ16社が参加した。 オーディエンス投…

Orange Fab Asia  は、フランスのテレコム大手 Orange がアジア地域で展開するスタートアップ・アクセラレータである。14日、東京都内で Orange Fab Asia の Fall 2017 Season(Tokyo: Season 8, Taipei/Seoul: Season 7)のデモデイが開催され、東京・台北・ソウルからスタートアップ16社が参加した。

オーディエンス投票の結果、日本から参加した Triple W Japan が晴れて優勝の座を勝ち取った。Triple W には、来年5月にパリ市内で開催されるスタートアップ・テックカンファレンス VivaTech への参加権、往復航空券、宿泊券が進呈された。

本稿では優勝チームに加え、デモデイ会場で人気の高かったスタートアップをいくつか見てみたい。

Triple W(日本)

Triple W は排泄予知ウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」を開発している。同社では、SOMPO ケアネクストが運営する116介護施設をはじめ、介護事業各社と提携し全国150介護施設の高齢者2,000人に DFree を導入。日本と同じく高齢化問題を抱えるフランスでは、ヨーロッパの介護大手 Korian と提携し、パリやポワシーにある2つの介護施設での臨床が終了、これから実運用に移行するところだという。

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Dendama(日本)

けん玉が世界的なゲームとして認知される中(けん玉2.0)、IoT によってけん玉を進化させ、新プロダクト「電玉」でけん玉3.0 を実現しようとする試み。けん玉内部にセンサー、スマートフォンとの通信機能、アクチュエイターを内蔵しており、2人やチームで対戦し、玉が入ったかどうかを競うことで相手にダメージを与え体感させることができる。

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HoloEyes(日本)

HoloEyes は、医師向けの手術シミュレーションコンテンツなど、医療分野に特化した VR 事業を展開するスタートアップだ。さまざまな症例を3次元の画像で提供することにより、医師や医療従事者がより直感的に理解できると考え、医療用の VR コンテンツソリューション「HoloEyes VR」を開発した。現在は、患者ごとのCTデータをポリゴンに変換し、VR 機器を通じて、3D 空間の中で自在に閲覧することができるクラウドサービスを提供している。

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RambleOn(日本)

RambleOn(ランブルオン)は、専用スキンケメソッドアプリ「Befy(ベフィ)」を開発。ARにより肌の状態を可視化させ、AIにより毎日変化する肌の状態やトラブルを事前予測し、また、天気予報によっても変わるスキンケア方法をパーソナルに提案する。

TownWiFi(日本)

TownWiFi は、ユーザがスマートフォンのデータ量制限を受けないようにするため、市中の無料 WiFi サービスに自動で接続できるようにするモバイルアプリ。日本国内のみならず、アメリカ・韓国・台湾・香港・マカオなど200万ロケーションで WiFi への自動ログオンを提供する。WiFi 接続時のプッシュ広告、有料 WiFi へのアプリ内課金による販売手数料でマネタイズ。

4DReplay by ESM Lab(韓国)

ESM Lab は、数十台のカメラで撮影した映像をもとに、視聴者が自由に視点を変更し、まるで時空を超越したような映像を再現できる技術「4D Replay」を開発している。2018年の平昌(ピョンチャン)オリンピックや2020年の東京オリンピックなどの代表的なスポーツイベントで利用されることを念頭に置いており、アメリカ・メジャーリーグや、日本ハムファイターズ vs. オリックスバッファローズの中継などで PoC を実施している。

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8Cups(韓国)

8Cups は、スマートタンブラー「Prismcups」を開発。Prismcups は、毎日摂取している液体飲料物をモニターするだけでなく、何を飲めばよいかもアドバイスしてくれる。内蔵センサーによりカロリー、当分、カフェインの摂取量を計算しモバイルアプリに反映、身体の皮膚の健康状態の維持のための飲料物摂取習慣をマネージメントできる。

KIVIC(韓国)

KIVIC は、スマートフォンを車載装着できるヘッドアップディスプレイ(HUD)である KIVIC HUD と、スマートフォンを多機能カーナビとして使えるモバイルアプリを開発している。走行位置の表示やドライブしながらの電話機能はもちろん、OBD-II インタフェースで連携することで、速度表示や後部カメラの表示なども可能。

Salin(韓国)

Salin は VR ソリューションを開発するスタートアップで、「EPIC Live」というモバイルアプリを開発。ユースケースとしては、例えば、野球中継の観戦などに使え、見る方向を変えることで、競技中の選手についてのプロフィール、画角の異なる映像、解説などを直感的に閲覧しながら楽しむことができる。

Spryfit(韓国)

ジム通いが長続きしない人のための、モチベーション維持ゲームプラットフォーム「Spryfit」を提供。ソーシャルなモチベーション、金銭的なインセンティブ、ゲーミフィケーションにより、ユーザの毎日のエクササイズを支援。ユーザに入会費を支払い、目標達成時に賞金をもらうことができる。

VICS(韓国)

ドローンの普及につれ、ドローンの事故も増えている。その事故の多くは操作する人の不注意によるもので、操作時のドローン周辺の視界が小さかったり情報が少なかったりすることに起因すると VICS は仮定。航空機などで用いられている合成視野画像システム(Synthetic Vision System)をドローンの操作に取り入れた。ドローンからは LTE などにより各種パラメータを送信し、合成視野を操作者が着用した HMD 上に表示する。

Diabnext(台湾)

Diabnext は、1型糖尿病患者のための血糖値管理・記録ソリューションだ。煩雑な毎日の血糖値、インスリン投与量、炭水化物摂取量のモニタリングや記録を、デバイス、クラウド、モバイルアプリの組み合わせで簡素化する。既に欧米でサービスローンチをしていて、特にこの分野で秀でているフランスの介護施設などの協力により、フランスでのトライアルサービスを2018年に開始予定。

Omnibpm by Omniscient(台湾)

Omniscient が開発する「Omnibpm」は、その名の通り BPM(ビジネスプロセス管理)を提供するソリューションを開発。デジタル文書承認、プロジェクト進行度合確認、ビジネスプロセス最適化を支援する。既存のソリューションとは、社員が比較的少ない中小企業へのサービス特化で差別化しており、費用も完全 SaaS ベースで月あたり数百ドル程度に抑えられているのが特徴。

Rosetta.ai(台湾)

Rosetta.ai は、技術者がいない企業でも自社サイトに簡単に人工知能を使ったおすすめ機能が追加できるサービスを提供。ウェブサイトオーナーは、自社サイトを訪問するユーザに対して、ユーザ毎のパーソナライゼーション、補完レコメンデーション、協調レコメンデーション、類似商品表示、人気商品表示などの機能を数分で追加することができる。

SurveyCake(台湾)

SurveyCake は、企業がユーザに対してドラッグ・アンド・ドロップだけで簡単にアンケート(サーベイ)を実施できる環境を提供。既存サービスの差別化要素として、特に彼らが注力しているのは、アンケートを実施した後に回収した回答に基づいたアクションだ。収集した情報を分析するのはもとより、それを CRM、EDM、メッセージングシステムなどに API 経由でリアルタイムに反映が可能だ。

Impacttouch by FTC(韓国・パンギョ I-CCEI 創造経済イノベーションセンター)

FTC は、手袋をはめたままであったり、ボールペンなどで押さえても反応するスマートフォンケースを開発している。スマートフォンから発せられるほとんどの電磁波を抑制することができる上、水中でも操作できるのが特徴。


また、デモデイでは Orange Labs Tokyo パートナーシップマネージャーの西川浩司(ひろし)氏は、今回の Fall 2017 Season(Tokyo: Season 8, Taipei/Seoul: Season 7)の終了を受けて、Orange Fab Asia は累積でスタートアップ107社(日本40社、韓国33社、台湾34社)を輩出したと説明。調査を行ったところ回答を得られた65社全社が、プログラム終了後にアジア太平洋地域に活動地域を広げているという。

次回バッチとなる Orange Fab Asia Spring 2018 Season は募集を既に開始しており、締切は来年2月中旬まで。プログラムは3月中旬に開始される見込みだ。

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Orange Fab Asia Spring 2017 Seasonのデモデイが開催——聴衆賞に輝いた保険選択支援の「PolicyPal」は、パリVivaTechへの参加権を獲得

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Orange Fab Asia は、フランスのテレコム大手 Orange がアジア地域で展開するスタートアップ・アクセラレータである。5月30日、東京都内で Orange Fab Asia の Spring 2017 Season(Tokyo: Season 7, Taipei/Seoul: Season 6)のデモデイが開催され、東京・台北・ソウル・シンガポールからスタートアップ21社が参加した…

Orange Fab Asia は、フランスのテレコム大手 Orange がアジア地域で展開するスタートアップ・アクセラレータである。5月30日、東京都内で Orange Fab Asia の Spring 2017 Season(Tokyo: Season 7, Taipei/Seoul: Season 6)のデモデイが開催され、東京・台北・ソウル・シンガポールからスタートアップ21社が参加した。

オーディエンス投票の結果、シンガポールから参加した PolicyPal が晴れて優勝の座を勝ち取った。PolicyPal には、15日からパリ市内で開催されるスタートアップ・テックカンファレンス VivaTech への参加権、往復航空券、宿泊券が進呈された。

(なお、THE BRIDGE では、Viva Tech からの現地レポートをお届けする予定)

本稿では優勝チームに加え、デモデイ会場で人気の高かったスタートアップをいくつか見てみたい。

【優勝】PolicyPal(シンガポール)

5月5日に開催された、Orange Fab Asia シンガポール予選から。

PolicyPal は、AI チャットボットとのやりとりにより、ユーザに最適な保険の組み合わせを教えてくれるサービスだ。ユーザの保険ポリシーに沿って最適な保険がレコメンドされ、必要なときに必要なプロテクションを入手することができる。2016年の Startupbootcamp Fintech に参加

DoubleMe(ソウル)

DoubleMe は、動画配信できる MR ホログラフィーを開発している。2D カメラを複数使って撮影合成することで像を完成する。この MR ホログラフィーを作成可能なスタジオが DoubleMe は現在ロンドンとソウルに設置しており、7月には東京にもオープンする予定だ。Spark Lab 第5期に参加

Hatapro(東京)

Hatapro は、Zukku というモバイル AI ロボットを開発している。今回、Orange Fab Asia に参加したことがきっかけとなり、台湾のスタートアップ Touch Panel および Soundnet と技術連携。Zukku が店頭に置かれた状態で顧客が話しかけると、顧客がモバイルでクーポンを受け取る UX を開発した。

XRVIsion(シンガポール)

XRVision は、IoT スマートロックの「OWL」を開発。政府や企業向けの製品で、SaaS の管理画面を通じて、ネットワーク越しにスマートロックを集中管理・施錠・解錠できる。バッテリーで3ヶ月〜1年使える製品に加え、太陽電池を備え半永久的に稼働し続けるバージョンも開発している。

Brain Rhythm(台北)

Brain Rhythm は、偏頭痛をモニタリングし、痛みを和らげる作用を提供する IoT ソリューションを開発している。ヘッドセット「EAURA」を使って毎日5分間脳波を測定し、それをもとに人工知能で偏頭痛の発生を予測。適切な対応策を提案する。偏頭痛関連のソリューションは他にも存在するが、予測をし痛みの軽減も提供できるという点でユニーク。

primesap(東京)

primesap が開発する「LiveTrac」は、IoT、ビッグデータ、AI を使って、スポーツ医療に役立つしくみを提供。例えば、ピッチャーはピッチングのモーションを計測するセンサーを身につけることにより、ケガのリスクの観点から、どんなピッチングが良いか悪いかをデータをもとにピッチャーに理解を促し、ケガの予防につなげる。アスリートのみならず、高齢者の日常生活の動作のモニタリングにより、ケガのリスクを下げる試みも行われている。

analogue plus(ソウル)

analogue plus は、ヘルメットに装着可能なデバイス「Ahead」を開発。Ahead は音声や通知を振動を通じてヘルメット内に伝え、自転車やバイクに走行中のヘルメット着用者は、走行したまま電話に応答したり、通知を知ったりすることができる。現在、Kickstarter キャンペーンを展開中。

Mofily(台湾)

Mofily は、360度撮影可能な VR カメラ「Yocam」を開発している。どこにでも装着でき、水深30フィートまでの水圧に耐え、チリやホコリの多い場所での利用にも耐えることができる。

Singularity Infinity(台北)

Singularity Infinity は、人工知能を使って〝待たなくても済むアプリ〟「NoQ」を開発している。利用シーンとしては、テーマパークや遊園地などだ。アトラクション毎に時間帯別の待ち時間をアプリに学習させると、どの順でどの時間帯にどのアトラクションに並べば待ち時間を最小化できるか提案を受けることができる。

TransBox(ソウル)

TransferBox は情報漏洩防止ソリューションを提供。暗号化コードをつけてデータを送付し、権限のあるものだけが複合化してデータ内容を閲覧できる。最も特徴的なのは、一度相手に届けて閲覧させたデータを、後から送信側の操作により閲覧できなくできる点だ。通常の暗号化だけでは防げない情報漏洩の防止を目標に掲げている。

2MEU(ソウル)

2MEU は、外国語の発音や会話スキルを向上させるためのアプリ「2DUB」を開発している。映画やドラマのセリフのシーンを繰り返し再生し、それに自分の音声をかぶせることで、よりネイティブに近い感情豊かな会話の習得を支援する。

L Fin(ソウル)

L Fin は、位置情報を活用し、SMS や E メールを使った二段階認証の煩わしさを無くし、よりセキュアな認証システムを提供する。このシステムでは、携帯電話の基地局から発せられるコードを元にパスワードを生成する。このコードは基地局によって固有であるため、パスワードを受け取ったWebサービスやアプリ側では、位置情報と照合し、ユーザが本当にその場所にいるかどうかをチェックする。カーレンタル、送金サービスなど、場所に依存するサービスの認証プロセスに有効。


なお、本デモデイの終了とともに、次期バッチとなる Fall 2017 Season の応募受付が開始された。募集は8月中旬に締め切られ、9月上旬からプログラムが開始される予定だ。

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Orange Fab Asiaが「Spring 2016 season」の東京デモデイに招くシンガポールのスタートアップ3社を選抜

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フランスのテレコム会社 Orange が展開する東アジア地域向けのインキューベーション・プログラム「Orange Fab Asia」は現在、「Spring 2016 season」バッチを実施中だ。このプログラムには日本だけではなく、京畿・創造経済イノベーションセンター(경기 창조경제혁신센터)、シンガポールの Infocomm Investments らとのコラボレーションにより、韓国・台湾・シ…

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左から:Orange Fab Asia 西川浩司氏、SoundEye CEO Yeow Kee Tan 氏、OTDocs CEO Roberto Capodieci 氏、Infocomm Investments David Toh 氏、uHoo CEO Dustin Jefferson S. Onghanseng 氏

フランスのテレコム会社 Orange が展開する東アジア地域向けのインキューベーション・プログラム「Orange Fab Asia」は現在、「Spring 2016 season」バッチを実施中だ。このプログラムには日本だけではなく、京畿・創造経済イノベーションセンター(경기 창조경제혁신센터)、シンガポールの Infocomm Investments らとのコラボレーションにより、韓国・台湾・シンガポールなど、世界中のスタートアップが参加していることが特徴だ。

<これまでの Orange Fab Asia のデモデイの様子はこちら

6月15日には東京で「Spring 2016 season」のデモデイが開催されるが、それに先立ち今月19日、Infocomm Investments のインキュベーション・スペース「BASH」で、シンガポールのスタートアップ10チームがピッチを行い、東京でのデモデイに招待されるスタートアップ3チームが選ばれた。

優勝チームには、東京までの往復交通費・宿泊費として1,500シンガポールドル(約12万円)、準優勝の2チームには、同じく750シンガポールドル(約6万円)ずつが支給される。また、優勝チームには、東京での「Spring 2016 season」を経て、Orange のほか、Orange Fab Asia のパートナーにあたるソニーや韓国のテレコム企業 KT の専門家と対話する機会を与えられる。

優勝:Open Trade Docs

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貿易取引や国際的なサプライチェーンは、極めて紙ベースの書類に依存しており、そのため費用が高くつき手間がかかる。Open Trade Docs は個別の商習慣を学習することで作業を自動化し、問題となっているタスクの省力化を支援する。基礎技術にプライベート・ブロックチェーンを採用することで、第三者に依存することなく、取引する二者間での安全なデジタル取引を保証する。すでに黒字化しているが、ビジネスをスケールさせるためにシードラウンド調達中。

準優勝:SoundEye

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<2016/6/10 一部内容訂正> ウエアラブルデバイスではなく、卓上型の IoT デバイスとのこと。

SoundEye ARK は高齢者の異変を察知し、介護者の専用スマートフォンアプリに情報を伝達するウエアラブルデバイス。音声センサーとモーションセンサーで構成され、機械学習により異常であると検知したときのみ、情報を伝達することができる。着用している高齢者が大声で話しているのか、叫んでいるのかなど、音声の種別分析を正確に行うことができ。7人の高齢者に27台のセンサーを身につけて使ってもらって行った4ヶ月間のテストでは、警報の誤認識率はわずか1%にとどまった。必要に応じて、介護者のスマートフォンからの音声をデバイスのスピーカーから出力し、利用している高齢者と対話することも可能。デバイスはユーザの音声をすべて拾うわけではないため、プライバシーも確保できる。

準優勝:uHoo

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屋外よりも屋内の方が空気の質がよくないことはしばしばだ。これは特に、喘息など呼吸器疾患を持つ人にとって大きな問題となる。uHoo は部屋の温度、二酸化炭素濃度、湿度、空中浮遊化学物質などを検出できるセンサーで、ユーザはその状況をスマートフォンでモニターすることができる。詳しくは、今年1月に Choon Yan Tan 氏が寄稿してくれた CEO Dustin Jefferson S. Onghanseng 氏 へのインタビューが詳しい。


なお、6月15日に東京で開催される「Spring 2016 season」のデモデイには、シンガポールからのこれら3チーム以外にも、日本の内外から16チームが集結する予定だ。デモデイへの参加サインアップはまだ開始されていないようなので、聴講を希望する読者は、Peatix の Orange Fab Asia グループをフォローしておくとよいだろう。会場のキャパシティの制約からデモデイは招待制ということなので、聴講を希望する読者はこのフォームから適宜問い合わせてほしい。

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Orange Fab Asiaが「Fall 2015 season」のデモデイを開催、日韓台仏のスタートアップ29社が東京に集結

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フランスのテレコム会社 Orange が展開する東アジア地域向けのインキューベーション・プログラム「Orange Fab Asia」は8日、東京都内でデモデイイベントを開催した。 Orange Fab Asia は日本、韓国、台湾をアジアにしたインキュベーション・プログラムだが、今回からフランス政府のビジネス支援組織 Business France がフランスのスタートアップを東京に招聘するプログ…

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フランスのテレコム会社 Orange が展開する東アジア地域向けのインキューベーション・プログラム「Orange Fab Asia」は8日、東京都内でデモデイイベントを開催した。

Orange Fab Asia は日本、韓国、台湾をアジアにしたインキュベーション・プログラムだが、今回からフランス政府のビジネス支援組織 Business France がフランスのスタートアップを東京に招聘するプログラム La French Tech がジョインし、フランスからのスタートアップ8チームを含む、総勢29チームがピッチとブース展示を行った。

取材のキャパシティと紙幅の都合から、デモデイに参加したすべてのスタートアップを網羅することは難しいが、いくつか目についたスタートアップをこの機会に紹介しておきたい。

BankGuard(日本)

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オンラインバンキングを悪用した不正送金による損害は、世界で年間20億ドルに上るとも言われている。BankGuard が開発した「Super Matrix」は、ワンタイムパスワードや従来の乱数表よりも安全かつ安価なソリューションで、文字や数字ではなくピクトグラムを使うのが特徴。国際特許を出願中。静岡銀行、横浜銀行、住信SBIネット銀行とはNDAを取り交わしており、Super Matrix 以外にも SuperMoney というビットコイン技術を使った電子マネーソリューションを開発している。

Geo-Line(韓国)

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Geo-Line が開発する Plug & Pay は、電気自動車向けの充電ソリューション。電気自動車のユーザにとって不安なのは、出先での充電機会の確保だ。充電ステーションは、工事と維持にかかるコストが高額であるため、設置されている場所や数はまだ限られている。Plug & Pay の開発したデバイスは商用電源のコンセントに装着することができ、充電のために使った電力量の利用情報が内蔵するモバイルSIMを通じて電力会社に送られるため、公共施設や第三者のコンセントを拝借したとしても、電気料金がユーザに請求され、盗電にはならないしくみだ。

Mist Technologies(日本)

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WebRTC を使った分散型の動画配信システム 「MistCDN」で一世を風靡した Mist Technologies が第二弾として投じるプロダクトが「Mist Inline Player」。ウェブ上に埋め込まれた動画をモバイルブラウザで見る場合、再生時にはブラウザ上ではなく、動画再生プレーヤーが立ち上がることが一般的だ。Mist Inline Player では HTML5 で動作し、ウェブサイト側に JavaScript を1行挿入するだけで、ブラウザ上で動画再生できる環境を実現する。スマートフォンが持つ加速度センサーと連動し、ユーザの動きとインタラクティブな動画再生も可能。動画広告、プロダクト宣伝、オンデマンド動画サービス、360度動画サービスなどへの利用が期待される。

Pamily(韓国)

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犬は精神的に落ち込んだり、追い詰められたりしやすい動物だ。日常的に遊んであげたり、散歩に連れて行ったりしないと、最悪な例ではストレスが溜まり、自傷行為に及ぶことさえある。Pamily は、スマートフォンと連動するゴルフボールの大きさの犬用のおもちゃで、飼い主が遠隔で操作することにより、自走させることができる。専用アプリの操作により、振動や光、音を出すことができる。防水仕様でワイヤレス充電が可能。ペットフード業界、ペット保険の提供会社、通信会社などと連携して販売を拡大したい考え。

Ripple(韓国)

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Ripple が開発する「RippleBuds」は、騒音環境でもクリアな音声で話ができる、スマートフォンとあわせて使うデバイス。イヤフォンとマイクが内蔵されており、音声は骨伝導マイクで拾うため周囲の騒音が気にならない。この種のソリューションにありがちなノイズキャンセリングのためのチップを使わないため、製造コストおよび消費電力が共に少なくて済むことが特徴だ。2016年1月に Kickstarter でクラウドファンディングを開始する予定で、スポーツシーン、軍事関連や警察などでの利用を期待している。

StradVision(韓国)

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StradVision は、自走車に必要不可欠とされる物体認識ソリューション。車載カメラでとらえた画像から、リアルタイムで他の車、歩行者、標識の文字を認識することが可能だ。特に素晴らしいと思われるのが交通標識の認識技術で、英語だけではなく中国語で書かれた看板や標識も、文字はもとよりコンテキストを理解することができる。日本語認識はデモに含まれなかったが、中国語で可能だということは日本語対応するのも時間の問題だろう。カーナビ、GPS、ITS などと連携して、より安全な自走車の開発に応用されることが期待される。

Thinktank/智嚢団(台湾)

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ThinkTank は8月に台北で開催された IdeasShow でも Clapp.io というイベントに関するリアルタイム・フィードバックが得られるプラットフォームを披露していたが、今回新しいサービス「EXIT」を引っ提げての登場。地下鉄の駅というのは、GPS 電波を拾うこともできないので地図アプリを使うことができず、迷う人も少なくない。同チームが開発した EXIT は、地下鉄利用者ができるだけ早く適切な出口を見つけ、地上に(あるいは目的地に)出られることを意図したモバイルアプリ。現在、台北とバンコクの地下鉄179駅の情報に対応している。これらの駅の一日の乗降客数総和は684万人ということなので、アプリの利用により、人々の相当数の迷う時間のムダを省けるとのこと。

トビラシステムズ(日本)

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名古屋を拠点とするトビラシステムズは、オレオレ詐欺やいたずら電話をブロックするソリューションを開発。固定電話、スマートフォン、フィチャーフォンに機能を提供する。ユーザ申告による電話番号のホワイトリスト、ブラックリストを共有し、さらにユーザ毎に定義された不正番号リスト、加えて、トビラシステムズ独自の調査や警視庁などから得られたリストをもとに、不正と思われる発信者からの電話をブロックすることができる。以前、LINE に買収された台湾の Whos Call や、韓国の Moya Calling などともコンセプトは近い。

VitaNet(日本)

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VitaNet は、BLE や BlueTooth といった、IoT の接続に使われる通信技術の暗号ソリューション。BLE や BlueTooth においては、互いの機器がハンドシェイクするために認識IDをブロードキャストしており、悪意のあるユーザに見つけられれば、不正にハッキング利用される可能性を誘発する。VitaNet の技術を使うことで認識IDはマスクされ、通信に暗号レイヤーが追加されることで、IoT 機器同士の通信がセキュアなものになり、ハッキングされる可能性を極小化できる。

WhyNotTech(台湾)

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WhyNotTech が開発した ARING Pro は、音声認識が可能なリング型のウエアラブルデバイスでスマートフォンと連動する。スマートフォンが実装する音声認識ソリューションは、Google Voice Search や Siri など、特定のアプリ環境でしか動作しない。ARING Pro を使えば、アプリの選択や起動はスマートフォン上で行い、入力や指示はリングデバイスから行うことで、文字入力が省略でき、よりスマートなアプリ操作が可能だ。現在 Kickstarter 上でクラウドファンディングを実施中で、今後 Amazon などでオンライン販売する計画。将来的には、ARING Pro をAmazon のウェブサイトと連動させ、購入したい商品を素早く探せるようにしたり、ネット接続可能なヘッドフォンと連携させたりすることを構想している。


今回のデモデイの終了とともに、 Open Fab Asia は次回バッチとなる「Spring 2016 season」への募集を開始した。エントリの締切日、プログラムの実施期間については、このページから確認してほしい(本稿執筆時点ではまだだが、一両日中に発表される見込み)。

アジアはもとより、フランスを中心とするヨーロッパ圏への進出を模索するスタートアップは、この機会への参加を検討してみるとよいだろう。

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Orange Fab Asiaが「Spring 2015 season」のデモデイを開催、日韓台に加えシンガポールとの交流も開始

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フランスのテレコム会社 Orange が展開する東アジア地域向けのインキューベーション・プログラム「Orange Fab Asia」は1日、東京都内でデモデイイベントを開催した。 Orange Fab Asia は日本、韓国、台湾をアジアにしたインキュベーション・プログラムだが、デモデイの席上、シンガポール政府傘下の投資会社 Infocomm Investments が展開するインキュベーション・…

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フランスのテレコム会社 Orange が展開する東アジア地域向けのインキューベーション・プログラム「Orange Fab Asia」は1日、東京都内でデモデイイベントを開催した。

Orange Fab Asia は日本、韓国、台湾をアジアにしたインキュベーション・プログラムだが、デモデイの席上、シンガポール政府傘下の投資会社 Infocomm Investments が展開するインキュベーション・プログラム「BASH」やフランスのインキュベータ「NUMA(旧 Le Camping)」とも連携し、スタートアップの相互交流を促進していくことを発表した。

これにより、シンガポールやフランスのスタートアップが Orange Fab Asia の東京・新宿オフィスを拠点に活動したり、Open Fab Asia のインキュベーション・プログラムに参加している日本・韓国・台湾のスタートアップが、BASH や NUMA を拠点として、シンガポールやフランスで活動したりすることが可能になる。

インキュベーション・プログラムの「Spring 2015 season」バッチには、日本・韓国・台湾から15のチームが参加していたが、デモデイには彼らに加えて、シンガポールの BASH からの3チームと、韓国・ソウル郊外の京畿・創造経済イノベーションセンター(경기 창조경제혁신센터)が推薦する4チーム、フランスの Business France在日フランス商工会議所が推薦する4チーム、総勢25チームがピッチとブース展示を行った。

取材のキャパシティと紙幅の都合から、デモデイに参加したすべてのスタートアップを網羅することは難しいが、いくつか目についたスタートアップをこの機会に紹介しておきたいと思う。

Aquabit Spirals(日本)

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Aquabit Spirals は、リアルなものに対してブックマークができる「スマートプレート」を開発。ユニークな QR コードが貼付されており、ICチップも内蔵しているので、NFC 対応スマートフォンか、カメラを内蔵しているスマートフォンを使って、個々のスマートブレートに紐付けられた情報にユーザを誘導することができる。

一般的な NFC チップにはアクセス先の情報が直接書き込まれているため、情報変更の必要が生じたときは、設置場所に出向いてチップを一つずつ情報更新して回らなければならない。スマートプレートでは、コードに紐付いた情報アクセス先をクラウド側で管理しており、ユーザはリダイレクトして情報に導かれるので、NFC チップの管理者(キャンペーンオーナー)は、専用アプリを使って、クラウドで情報を一元管理することができる。

Frasen (韓国)

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Frasen はスマート睡眠マスクを開発しており、睡眠時に測定可能な身体情報を収集し、パーソナライズされた睡眠管理サービスを提供する。脳波を始めとする生体信号を測定する検出技術と、このデータを処理するビッグデータ分析、それをまとめた資料に基づき、深い眠りを誘導するバイオフィードバック機能をコア技術にしている。

現在のプロダクトはプロトタイプ版ということで、今後、クラウドファンディングを経て、量産体制に着手するとのことだ。beGLOBAL 2014 や Tech in Asia 2015 Seoul への登壇、500 Startups や Techstars へのエントリなど、海外進出に積極的である。

PiedQuant(韓国)

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Pied-Piper は韓国のスタートアップ・アクセラレータ SparkLabs の第5期から輩出されたスタートアップだ。食品の鮮度、糖度、栄養素など、さまざまな要素を測定できる IoT「PiedQuant」を開発している。製品のラインアップには他にも、野菜や花やハーブを育てるための、人工日照、温度管理、土壌管理、水耕管理ができる IoT「Pi-Pi」などがある。

Scentee(日本)

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Scentee は、食べ物を始めとするあらゆる匂いを、アプリと連動して iPhone にアタッチされたデバイスから漂わせられる技術を開発している。カヤックと展開した、匂いで焼肉を味わう「鼻焼肉」でも有名だ。同社が開発している Scentee Baloon は、例えば、香水カートリッジをセットしておくことで、朝から晩まで匂いの強さを適度な状態で維持し続けることができる。香水を商品ラインアップに持つ高級ブランドなどとも協業を行っているそうだ。

GOQUAL(韓国)

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Akerun は既設のサムターンの上から被せるだけでスマートロック化してしまえるソリューションだが、それと同様に、GOQUAL が開発する BlueSwitch は、既設のスイッチの上から被せるだけで、照明の入切などをモバイルアプリ経由で制御できるようにするスマートソーリューションだ。ユーザの利用パターンを自動学習する機能を備えており、それに応じて、自動的に入切を操作させることもできる。

Igloohome(シンガポール)

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Igloohome は、Airbnb に代表されるバケーションレンタルのホスト向けのソリューション。バケーションレンタルでは、宿泊者は電気代などが宿泊費に含まれていることから、まめに節電をしてくれない。宿泊者はエアコンや照明をつけたまま外出してしまうこともざらで、ホストには電気代の負担が重く圧し掛かる。

照明と連動するスマートセンサーやスマートロックなどを駆使することにより、例えば、エアコンや照明をつけたまま外出したことを検出・判断し、宿泊者やホストに注意や改善を促すことができる。Igloohome 自身は、IoT の融合で実現できる全体的なエクスペリエンスのみを提供しており、センサーやデバイスなどは自ら生産せず、他のスタートアップやデバイスメーカーが製造したものを調達している。

IdeaQuest(日本)

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IdeaQuest(イデアクエスト)は Orange Fab Asia のインキュベーション・プログラムの参加スタートアップではないが、慶応大学理工学部の中島真人名誉教授が発明した「人センシング技術」を活用したスタートアップだ。

カメラなど使わずに、非接触・無拘束でベッド上の対象者を見守れるため、認知症を患った人や寝たきりを余儀なくされた人の状態をセンサーで読み取り、状態に異変があった場合に介助者やナースセンターに通報することができる。カメラを使わず、投光器と受光器の組み合わせで対象者の動きを検出しているため、プライバシーを守ることもできる。


今回のデモデイの終了とともに、 Open Fab Asia は次回バッチとなる「Fall 2015 season」への募集を開始した。エントリの締切は8月17日までで、9月から約3か月間、東京・ソウル・台北でそれぞれスタートアップ4〜5社がプログラムに参加を認められる予定だ。

アジアはもとより、フランスを中心とするヨーロッパ圏への進出を模索するスタートアップは、この機会への参加を検討してみるとよいだろう。

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Orange Fab Asiaが、最新バッチ「Spring 2015 season」参加の日韓台15チームを発表

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フランスの通信大手 Orange のスタートアップ・アクセラレータ・プログラム「Orange Fab Asia」は11日、Orange Fab Asia Spring 2015 season(東京は第3期目、台北・ソウルは第2期目となる)に参加するスタートアップの顔ぶれを発表した。Orange Fab Asia は、日本・韓国・台湾をカバーしており、それぞれの国々から5チームずつ、計15チームが最…

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韓国の京畿・創造経済イノベーションセンターで開催されたデモデイ(2015年3月25日)

フランスの通信大手 Orange のスタートアップ・アクセラレータ・プログラム「Orange Fab Asia」は11日、Orange Fab Asia Spring 2015 season(東京は第3期目、台北・ソウルは第2期目となる)に参加するスタートアップの顔ぶれを発表した。Orange Fab Asia は、日本・韓国・台湾をカバーしており、それぞれの国々から5チームずつ、計15チームが最新バッチに選ばれた。

<東京>

  • Aquabit Spirals: モノや場所とネットをつなぐIoT情報配信プラットフォーム
  • Capy: 法人向け不正ログイン対策ソリューション → 関連記事
  • FULLER: 端末管理アプリ&モバイルアプリ利用動向調査サービス → 関連記事
  • NAIN: スマートウォッチによるステータス共有コミュニケーションサービス → 関連記事
  • Scentee: 香りをテーマにコミュニケーションと文化を提示するテクノロジーデザインラボ

<台北>

  • Absolute Tech: 3G/Wi-Fiシグナル増幅ソリューション
  • docceo: ホテル向け次世代ソリューション
  • jrsys International: モバイルQRコードペイメント
  • PowerWow Tech: ワイヤレス給電ソリューション
  • Staging Design: Virtual 室内装飾ARテクノロジー

<ソウル>

  • Dot : 点字スマートウォッチ
  • Frasen : スリープマスクと睡眠改善サービス
  • MtoV : ビッグデータによるスマートドライビングサービス
  • Neofect : スマートリハビリテーションシステム
  • Pied-Piper : スマートミニガーデン

これらのスタートアップは今後3ヶ月間にわたって、メンタリングを受けつつ、Orange グループ内の各部門と協業の可能性を模索する。本バッチ終了時(7月を予定)には、東京とパリで成果を披露するデモデイが開催される予定だ。

なお、前回のバッチについては、卒業チームのデモデイが昨年11月の東京に引き続き、先月から今月にかけてソウル郊外の京畿・創造経済イノベーションセンター(경기 창조경제혁신센터)、台北郊外の INNOSQUARE(新北創力坊)で開催された。これまでにバッチを卒業したスタートアップや参加中のスタートアップの動向については、Orange Fab Asia の Facebook ページで確認することができる。

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台湾の INNOSQUARE(新北創力坊)で開催されたデモデイ(2015年4月8日)
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Orange Fab Asiaが日韓台などのスタートアップが集結する第2期デモデイを開催、フランス経済相も来訪

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フランスのテレコム会社 Orange が展開する東アジア地域向けのインキューベーション・プログラム「Orange Fab Asia」は25日、東京都内でデモデイイベントを開催した。Orange Fab Asia は日本、韓国、台湾をアジアにしたインキュベーション・プログラムで今回プログラムの第2期を迎えるが、前出の3カ国以外にフランスやポーランドからもスタートアップ22社、Bpifrance(フラ…

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フランスのテレコム会社 Orange が展開する東アジア地域向けのインキューベーション・プログラム「Orange Fab Asia」は25日、東京都内でデモデイイベントを開催した。Orange Fab Asia は日本、韓国、台湾をアジアにしたインキュベーション・プログラムで今回プログラムの第2期を迎えるが、前出の3カ国以外にフランスやポーランドからもスタートアップ22社、Bpifrance(フランス政府主導の投資銀行)/Ubifrance(フランス大使館企業振興部)の推薦による13社が参加した。

<関連記事>

この日は、フランス経済相のEmmanuel Macron 氏や、Orange CEO の Stephane Richard 氏らも会場を訪れていて、第1期のデモデイと比べてみてもわかるように、今回のイベントはかなり鳴り物入りだったようだ。パリのスタートアップ・ハブであるシリコン・サンティエは、インキュベータ NUMA(旧 Le Camping)を中心に民間主導によるエコシステムが形成されているが、Orange Fab 周辺は政府や大企業を中心とした支援体制が組まれているようだ。Orange はグループ内に Iris Capital というVCを保有しており、日本のスタートアップでは、クラウドソーシング翻訳の Gengo が同社から投資を受けている

参加した総勢35社すべてをここで伝えることは難しいため、今回は Tokyo Season 2(第2バッチの東京チャプターからの選出チーム)をピックアップしてお伝えしたい。

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ユークリッドラボ

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ユークリッドラボの Spectee は、ソーシャルメディアからイベントや事件に関する情報を集めるサービスだ。THE BRIDGE では最近、CEO の村上建治郎氏への独占インタビューを実施しているので、詳しくはそちらをチェックしてもらえるとよいだろう。

Eyes, Japan

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読者にとっては、「FUKUSHIMA Wheel」というプロダクト名の方が聞き覚えがあるかもしれない。環境センサー・LED広告を装備した自転車によるIoTだ。車輪のリムの部分にLED広告を表示することで広告料を獲得する。また、GPSとの連動により、自転車走行中の地域の気温、湿度、二酸化炭素量、放射線量などを収集することができる。彼らは、昨年10月の第6回 SF Japan Night にも参加していた。

Ikkyo Technology

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ディープラーニングによる画像検索API「Categorific」を開発。画像レコメンドエンジンにより、UX を改善してコンテンツを探しやすい環境をユーザに提供する。THE BRIDGE では以前取材をしているので、詳細はこの記事を読んでほしい。

Repro

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モバイルアプリ・デベロッパ向けの動画アナリティクスツール。Repro の SDK をアプリに組み込むことで、ユーザが画面をどのように操作したかを記録し、デベロッパはダッシュボード上で動画の形でその動きを確認できる。CTO の三木明氏によれば、動画を動画のままではなく、連続した静止画としてクラウドに送信することで、回線帯域の細い地域でも比較的容易にデータをアップロードできるよう工夫しているとのこと。CEO の平田祐介氏によれば、今後、アメリカなどへの市場展開を検討しているようだ。

Mobilous

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Mobilous の AppExe(「アペックス」と読む)は、プログラマでなくてもデザイナーが GUI で操作でき、Android / iOS / Windows Mobile 向けのモバイルアプリが開発できるクラウドサービス。コードは一切ブラックボックスになっていて、見た目の動きを操作するだけで、Google Play や iTunes AppStore にそのまま登録可能な、コンパイル済のファイルとして出力が提供される。アシアルの Monaca などともコンセプトは似ているが、CEO の宮田明氏によれば、HTML5 を使わないネイティブアプリとして出力されるのが最大の差別化要素ということだ。


今回のデモデイでは、Air Liquide(フランスのガス会社)、EDF(フランスの電気会社)、ソニー、Thales(フランスの航空電機メーカー)、Veolia(フランスのウォータービジネス会社)、電通、大和ハウス、Alcatel-Lucent といった日仏の各種産業分野における大企業が Orange Fab Asia のパートナーとして参画することが発表された。

Orange Fab Asia 第3期のバッチへの参加募集は11月26日から開始され、1月26日で締め切られる予定だ。アジアはもとより、フランスを中心とするヨーロッパ圏への進出を模索するスタートアップは、この機会への参加を検討してみるとよいだろう。

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左から2人目が、起業家らの説明に聞き入るフランス経済相 Emmanuel Macron 氏。
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Orange CEO Stephane Richard 氏が、Orange Fab Asia への期待を講演。
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