手元のスマートフォンをまるでデスクトップコンピュータのように利用できるようにするドック「Androminum」がクラウドファンディングサイトのKickStarterに登場している。目標調達金額は10万ドル。
持ち運び可能な充電ドック型のデバイスで、91mm x 91mm x 28mmと持ち運び可能なコンパクトサイズだ。
上面のカバーを開けると出てくる端子にAndroidスマートフォンを接続、Andromium本体をHDMI入力のあるテレビやコンピュータ向けのモニタにケーブルで接続すると、大画面での作業が可能になる。利用している間はスマートフォンの充電も自動的に行われることとなる。
充電ドック本体には、3つのUSBポートを搭載しており、USBやワイヤレス(Bluetooth)キーボード、マウス、ゲームパッドなどを接続して使用することができる。
専用のAndromium OSが提供され、従来のデスクトップコンピュータのような操作性での作業ができる。また、Androminumを利用しながら電話を受けたりSMSやアプリケーションの通知を受信したりすることも可能だという。対応するOSは、Android 4.4.2以降となる。
KickStarterのキャンペーンでは、対応機種の異なる充電ドックが数タイプ用意され、一番安いものは29ドル以上の支援から充電ドックとAndrominum OS(シリアルコード)を手に入れることができる。最短での発送は2015年2月を予定しているとのことだ。
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