世界で成功するスタートアップを増やすために、グローバルマインドセットが浸透するエストニアから学ぶべきこと

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Image by Dennis Jarvis
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先日ヘルシンキで開催されたテックイベントSlushに参加した際に強く感じたのが、北欧やバルト三国といった人口が少ない国家のスタートアップのグローバルなマインドセットだ。国内のマーケットが小さいため、プロダクトをローンチしたDAY1からグローバルなマーケットを目指す姿勢は、こうした国々に共通してみられるものだ。それを可能にする要因として、国民の英語力の高さやIT教育のレベルの高さといった点も大きいと思うが、それだけでなくグローバルなスタートアップの創出をサポートするための政府の戦略があることも大きいようだ。

先日のForbesの記事では、エストニアの取り組みが紹介されていた。例えば、紹介されていた財団法人 Enterprise Estonia は、エストニアの起業家の成長を促進することを目的とした公的なサポートシステムだ。同団体はシリコンバレーにもオフィスも開設し、シリコンバレーのテックコミュニティと自国のコミュニティ、また両国の大学同士をつなぐ橋渡しの役割も担う。それだけでなく、エストニアのスタートアップが米国でクライアントを獲得したり、米国のVCから資金調達を得られるよう、積極的にサポートする。

また、最近ではエストニアは「e-residency」という非エストニア在住者向けのシステムをスタートしたことが話題になったが、これもエストニア国内における外国人のビジネス機会を増やすことを目的としている。

その他、Garage 48といった若者向けの起業支援イニシアチブの取り組みも注目を集めているが、こうした「親密で、強いコミュニティづくり」は、人口135万人という小さな国家だからこそ強みを発揮できるのかもしれない。

とはいえ、国内のスタートアップコミュニティをいかに育て、そしてそれを海外のスタートアップハブといかにつなげるかという戦略があればこそ、グローバルなマインドセットというのは強化されるのだという印象も受けた。こうした戦略的なエストニアの取り組みからは、日本も学べることが多々あるのではないだろうか?

Via Forbes

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