公開後のネイティブアプリにリアルタイムで変更を加えられる開発環境「Apptimize」が400万ドルを調達

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既に公開済みのモバイルアプリに素早く変更を加えることは、開発者にとって大きな困難を伴う。市場の状況に素早く対応すべく、アプリメーカーはこのような変更をしばしば求められ、いいタイミングで、対象とするモバイルユーザに対して、適切なコンテンツを提供しなければならない。

これを可能にするのが、シリコンバレー・メンロパークに拠点を置く Apptimize だ。更新の通知やアプリストアへの申請をせずに、リアルタイムでネイティブアプリに変更が加えられる Software-as-a-Service(SAAS)プラットフォームだ。

Apptimize CEO の Nancy Hua は、VentureBeat に次のように語ってくれた。

例えば、今日がブラックフライデー(訳注:11月の最終金曜日で、アメリカで小売店が安売りを始める日)だとしましょう。我々の顧客なら、リアルタイムで安売りの内容を変更できます。今までなら、このような変更はウェブアプリでないとできませんでした。ネイティブアプリなら、数週間はかかるでしょう。

変更を加えるのに、コーディングのスキルは必要としない。

開発者だけのためのものではありません。プロダクト・マネージャー、デザイナー、マーケティングの人々も使えます。

このリアルタイムのディプロイと最適化の技術は新しいものだ。最近まで、Apptimize は A/B テストにフォーカスしていて、アプリの異なるバージョンを使うユーザにプッシュ通知する機能をアプリメーカーに提供していた。

今日(原文掲載日:2月17日)、Apptimize は Costanoa Venture Capital は400万ドルの出資を受けた。今回のラウンドで、同社は合計600万ドルを調達したことになる。2014年2月のシードラウンドで210万ドルを調達して以来のことだ。

Hua によれば、ビジネスはうまく行っているとのことだ。

多くの大手アプリメーカーが顧客にいます。今、あなたが使っているスマートフォンのアプリの中にも、我々のテクノロジーは使われているでしょう。

詳細を尋ねたところ、Apptimize の顧客には、Hotel Tongiht、Vevo、Glassdoor、Strava のほか、名前の公表できないトップ5のEコマースブランドや、トップ10の金融サービス会社などがいる。

Vevo の製品担当シニアディレクター Jon Li は、発表の中で次のようにコメントを寄せている。

ローンチしたばかりのアプリに変更を加え、開発者により早くモノを作り上げられる可能性をもたらせる。それを簡単に実現できるのが、Apptimize について、私がうれしく思っていることだ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】