Googleの新本社計画:コンクリートとは決別し、柔軟性の高い構造に

SHARE:

LANDINGS_EX_SQUINT

Googleがマウンテンビュー新本社に関する企画書を提出した。まるで未来のような建物だ。

同社は本日、マウンテンビュー市当局に4つの敷地の再開発計画を提出した。今回提出されている実物大の模型によると、Googleのメンバーのニーズに合わせて拡張・変更が可能なガラス張りの屋根を備えた「軽量でブロックのような構造」を特徴としている。 また、この最新レイアウトにはバイク用の道路があるほか、地元のレストランや店舗が出店できるスペースも大いに設けられている。

Googleはこのプロジェクトを建築家のBjarke Ingels氏とThomas Heatherwick氏に依頼した。最新キャンパスは環境保護にも配慮しており、例えば天井はビル全体の温度を調節できるよう設計されている。下記の動画ではこの計画がより自然に近い環境を作り出す光景が見てとれる。

New York Timesによれば、マウンテンビューの最新キャンパス計画は今週にも提出されるとみられていた。地元住民はこうした変化を前向きに受け止めていないかもしれないと同記事は言及している。マウンテンビュー市でスタートした当初は少人数の集まりだったGoogleは今や2万人を超える大企業となり、一部の地域住民は、住宅のような地域のリソースに対する負担が増えるのではないかと心配している。

Googleの計画をまとめた動画はこちら。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する