「piaScore」のプラスアドに、元スポットライトCTOの高橋三徳氏が技術顧問として就任

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プラスアドの技術顧問に就任した高橋さん(中央)、代表の小池さん(右)、エンジニアの室中さん(左)
プラスアドの技術顧問に就任した高橋さん(中央)、代表の小池さん(右)、エンジニアの室中さん(左)

本媒体でも幾度と取り上げたことがあるiPad 電子楽譜プラットフォーム「piaScore」を開発するプラスアド。「音楽とテクノロジーの接点で、世の中をもっと創造的で豊かなものにする」を理念に、2010年5月に設立されました。同社は本日、元スポットライト社CTOである高橋三徳氏が技術顧問に就任したことを発表しました。

高橋さんは、ハードウェアのエンジニアとしてキャリアをスタートし、その後、楽天にやグリーを経て2007年にSpeeeを設立して取締役CTOに就任。前職は、2011年に創業からCTOとして参画する「スマポ」の開発で知られるスポットライト社に在籍していました。2013年には楽天にジョインし、現在は企業のコンサルティングやスタートアップ支援などを行っています。

プラスアドの代表である小池宏幸氏と高橋氏は、小池氏が楽天の客員研究員をやっていた2010年頃からの付き合い。お互いスマホ・タブレットアプリを開発する身として情報交換などをしており、今回、高橋氏がスポットライトを離れることを知って小池氏が声を掛けたことで就任が決まりました。

「高橋さんは、楽天時代からエンジニアとして突き抜けていました。その後、スタートアップでCTOとして活躍されるのを見て、いつか一緒に仕事をしたいと思っていました。技術顧問になってほしいと打診した最初の打ち合わせでも、「ハードを作りましょうよ、作れますよ」と始まって突き抜けている。日々、事業やアプリの改善ばかり考えていると保守的になりがちです。外部からの声によって、そうした殻を破って進んでいきたいと思います」(小池)

もともとソニーのソフトウェアエンジニアである小池氏に加えて、2月からエンジニアを増員して開発の高速化を行っているプラスアド。今後、チームとしてスピーディかつ効率的に結果を出していくためにアジャイルな開発スタイルを効果的に取り入れて、開発効率を10倍上げることを目指しています。技術顧問として、高橋氏には既に開発ツールや言語、継続的インテグレーションに関する相談や開発トレンドのレクチャーなどを受けており、効果を実感しているとのこと。

「私も音楽が好きで、というか元々その道で生きて行きたいと思っていたこともあり、2つ返事でOKしました(笑)。これまで小池さんがサービス設計から開発まで一人でやられてきたことを、今後はチームとして、開発手法や環境などを含めてより円滑に進められるようにサポートしていきたいと思っています。あくまで個人的な考え方ですが、今の楽譜を主としたサービスは例えば中長期的にはIoT的なサービスに展開していくことも十分に考えられます。私のノウハウを活かして貢献していきたいです」(高橋)

いきなり爆発的に人気が出るプロダクトではないし、むしろそうすべきではないと話す高橋氏。「音楽が好きな人たちに、またこれから音楽を始める人たちに、まずはこれがないと始まらないねと言われるようなプロダクトを目指したい」と言います。音楽へのパッションを共有する強い協力者を得て、プラスアドが中長期的にどう成長していくのか楽しみです。