中国の顔認証スタートアップFace++が2500万米ドルを調達、Jack Ma(馬雲)氏も顔認証決済を導入へ

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faceplusplus

顔認証技術を提供する北京のスタートアップFace++は今日、昨年11月開始のシリーズB資金調達ラウンドの中で、さらに2,500万米ドルを集めたことを発表した(参考記事:36kr)。この新しい投資により、Face++のシリーズBが合計4700万米ドルに引き上げられたことになる。Innovation Works(創新工場)や Ignition Partners が初期投資を行っており、最近の投資元はまだ公開されていない。

Face++ はクラウドベースのAPIおよびSDKを製作し、開発者たちが自分たちのアプリに顔認証を組み込むことができるようにしている。同スタートアップが Tech in Asia に語ったところによると、この技術を使っている開発者は3万を超えるという。Tech in Asiaが2013年11月に初めて同社を取り上げた時、すでに中国で最も人気のある技術で、1万を超える開発者と中国最大のデートサイトJiayuanなどいくつかの大企業で利用されているとしていた。ユーザが自分が美しいと考える人の写真をアップロードすると、JiayuanはFace++を使ってサイト上でその写真に似通った顔の人を見つけ出してくれる。

また最近、他ならぬ Alibaba(阿里巴巴)の創業者 Jack Ma(馬雲)氏が、CEBIT (ドイツのコンピュータエキスポ)の観衆の前でFace++を紹介したのだ。Ma氏は顔認証を使ったモバイル決済システムを発表した。オンラインショッピングの際にユーザの顔がパスワード代わりになるというものだ。この技術はまだ消費者向けには実用化されていないが、現実になるのも時間の問題だろう。

Face++のソリューションには特別な装置など必要ない。普通のスマートフォンカメラだけで事足りるだろう。ありふれた顔認証ツールは、目、鼻、口角という5点を分析する一方で、Face++ は83点も分析する。

またパスワードの代わりになること、支払ができること以外に、Face++は現在インテリジェントビデオ分析、小売アプリケーション、そしてセキュリティについても開発中である。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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