中国のオンラインビデオ配信Letv Sports(楽視体育)が1億2,800万米ドルを調達

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中国のオンラインビデオ配信のLeshi Internet Information & Technology Corp.(楽視網信息技術有限公司)のスポーツ関連会社であるLetv Sports(楽視体育)は、シリーズAラウンドにおいて評価額28億元(約4億5,110万米ドル)で8億元(1億2,880万米ドル)もの大金を調達した。

本ラウンドは、AとA+ラウンドで構成され、中国で最も裕福な2人から投資を引き出すことに成功した。中国人ビリオネアの Wang Jianlin(王健林)氏が支援するベンチャーキャピタルファンドのWanda Investment(万達投資)がAラウンド、Alibaba(阿里巴巴)の Jack Ma(馬雲)氏が支援する Yunfeng Capital(雲鋒基金)がA+ラウンドをリードし、Fortune Link や Prometheus Capital、多数の個人投資家がこれに続いた。

この資金調達の結果、Letv Sportsの株主構成が変わり、Leshi Internet Information and Technology Corporation の持ち分が比率が10%に落ち、Lele Interactive が最大株主となった。

Letvは、2012年にLeshi(楽視)のウェブページから発展しスポーツイベントをライブ配信する完全に別個のサービスとなった。Letv Sportsは、サッカー、バスケットボール、テニス、ゴルフ、マラソンなど様々なイベントをカバーする12カテゴリの121のスポーツイベントで、年平均で4,000程の試合を取り扱うとしている。

Letv Sports はスポーツのビデオ配信プラットフォームとしては最もよく知られているが、会社自身は新しいビジネスモデルへの移行を目指しており、スポーツイベントの運営管理、コンテンツ、スマートハードウェア、そして付加価値サービスなどを特徴とするエコシステムを打ち立てようとしている。

コンテンツの配信方法に関しては、Letv Sports は視聴体験の向上を狙って、6つのチャンネル通信と4つの解説番組といった複数の選択肢を用意しようとしている。イベント運営に関しては、既にいくつかのイベントで独占運営権を取得済みである。

同社は、スーパー自転車に加えて、スポーツカメラの開発計画を公表している。付加価値サービスに関しては、スポーツ用品小売、トレーニング、ゲームやスポーツくじ運営など、スポーツ関連事業における O2O と決済サービスについての事業企画を経営陣は完成させている。

これまで Leshi と Alibaba は様々な事業分野で競合してきたが、Leshi が支援する企業が Alibaba の創業者 Jack Ma 氏から資金を受け入れるのは初めてのことである。

2013年に Alibaba がメディアエンターテイメント分野への積極的な拡大計画を開始してから、このeコマース大手は、メディアの知的財産権、映画やTVの制作プロダクション、チケットのオンライン販売、デジタル音楽や電子出版など様々な投資を実施してきた。今回のスポーツ映像配信事業の統合は、Alibabaのエンターテイメントエコシステムを補完するものである。

【via Technode】 @technodechina

【原文】