高校を中退した17歳の少年が共同創業した家探しアプリ「HomeSwipe」が50万ドルを調達

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家探しのTinder的アプリ 「HomeSwipe」
家探しのTinder的アプリ 「HomeSwipe」

<Pick Up> How a 17-year-old high school dropout got two Silicon Valley bigshots to invest $500,000 in his app

数日前に18歳になったばかりだという起業家 Jason Marmon氏。2人の共同ファウンダーとニューヨークを拠点の「HomeSwipe」を立ち上げた。HomeSwipeは、スワイプするだけでアパートが見つかるTinderの不動産版。シード投資で50万ドルを調達してる。

HomeSwipeのアイディアを思いついたのは、共同ファウンダーのLisovetsky氏とSoukeras氏だった。大学主催の起業家育成プログラムに参加した際、周囲では「●●のTinder」を開発している人が大勢いた。でもどの案にもピンと来ず、Tinder風にする意味が理解できなかった。

その記憶が残っていて、ある時、Lisovetsky氏がSoukeras氏に「スワイプをデーティング以外に使うなら何か」という質問を投げかけた。ニューヨークの不動産業界で何年も働いていたSoukeras氏は、迷わず「不動産」と即答。スワイプのインタフェースなら、膨大な量のデータと簡単にインタラクトできるから。

恥ずかしいほど完成度が低かったと振り返るHomeSwipeの初期バージョンは、今ではだいぶ改善されている模様。スワイプで素敵な家が見つかるだけでなく、アプリ内で不動産業者とやり取りできる機能も。アプリがリリースされて半年間で、ダウンロード数は47,000件。ニューヨークの不動産市場の在庫の85%が網羅され、2,200人の不動産業者が参加しているそう。

不動産業者がなぜか神様のような権限を持つニューヨークの不動産業界。古く変化がない業界だからこそ、HomeSwipeのようなシンプルな案がそれをディスラプトしてくれるかもしれない。

via. Business Insider

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