グッドパッチが提供しているプロトタイピングツール「Prott」にワイヤーフレーム作成機能が新たにリリースされた。パーツをドラッグ&ドロップすることで、ワイヤーフレームが簡単に作成可能となった。
Prottは、Web、iOS、デスクトップアプリ(Mac / Win)で提供されているプロトタイピングツール。現在、世界169カ国、約2万5千人のユーザが存在している。新機能であるワイヤーフレームは、現在、PCからのみ利用可能。6月末までは無料で使用可能となっている。
グッドパッチ代表取締役社長の土屋 尚史氏は、新たな機能についてこのようにコメントしている。
土屋氏「ワイヤーフレーム機能は実はProttの企画段階から考えていた機能です。Prottの初期アイデアはワイヤーフレーム+プロトタイプでした。最初からワイヤーフレームを付けるとサービスが複雑になり過ぎるのと、プロトタイピングというプロセス自体が日本に浸透していなかったため、まずはプロトタイピングを広めるという所にフォーカスしました。
初期開発では外した機能でしたが、Prottが色々な会社で導入されプロトタイピングの認知が広まってきたこともあり、今回ワイヤーフレーム機能のリリースに踏み切りました。これで、PowerPointやExcelなど色々なツールでワイヤーフレームを作っていたプランナーやディレクターはPrott上でワイヤーを書き、そのままプロトタイプにしてデザイナーやエンジニアに共有できるようになるため、劇的に業務フローが改善されると思います」
Prottは、今後も改善・新機能開発や外部ツールとの連携を行い、デザインチームの新しいコミュニケーションツールとしてアップデートを重ねていく方針だ。
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