約束した対価を届けないクラウドファンディングの資金調達詐欺を米国政府が取り締まり

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<Pick Up> The feds are tracking down people who raise money on crowdfunding sites and don’t deliver

そうそう、これが欲しかった!なんてユニークなアイテムが見つかるクラウドファンディングはとっても素敵な一方で、残念なことに、期待して支援したのにモノが届かなかったなんてことが珍しくない。

そんな状況に対して、米国の連邦規制機関が取り締まりを始めたそう。KickstarterやGoFundMeといったクラウドファンディングで、資金だけ集めて約束を果たさなかった人たちを調査し、罰金を課すなどの処罰が下される。

例えば、Kickstarterで12.2万ドルを調達し、商品が形にならなかった男性に罰金を支払いが課せられたとのこと。このErik Chevalierは自らプロジェクトをキャンセルし、支援者に返金すると宣言していたものの、結局引越代と家賃の支払いにお金を使ってしまったのだとか。

この男性の事例に関しては、全額を使ってしまい返金すべきお金がないため、訴訟は一時保留中。こうした取り締まりにどれだけの効力があるかはさておき、同様のクラウドファンディング詐欺発生への抑止効果はあるかもしれない。

via. Business Insider

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