バンガロール発のスタートアップが開発したワイヤレス・プロジェクタ「Prijector」が日本市場に上陸

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バンガロール発のスタートアップ Prijector が開発したワイヤレス・プロジェクタ「Prijector」が、アメリカなどでのユーザ獲得を経て、日本市場向けに本格的な販売を開始した。価格は29,800円。

Prijector はワイヤレス・プロジェクタで、iOS や Android 対応のスマートデバイス、ラップトップ、社員が持つ個人デバイス(BYOD)などをワイヤレスで接続可能だ。Skype、Google Hangout、Polycom、WebEx などのビデオ会議システムにも利用できる。

読者の中にはお気付きの方もおられるだろうが、Chromecast + HDMI入力可能な市販のプロジェクタ、あるいは、AirPlay + AppleTV + 市販のプロジェクタがあれば、ワイヤレスのプロジェクション環境は実現可能だ。この点において、Prijector の強みは、ユーザが操作するデバイスの OS やブラウザが限定されないこと、映写のパフォーマンスのよさにある(下のビデオ参照)。Prijector アプリを使って YouTube の URL を入力することもでき、デバイスや PC を介さずに、Prijector から直接 YouTube にアクセスさせて動画を再生することも可能だ。

Prijector には Wi-Fi ホットスポットの機能も備わっており、企業の内部ネットワークと切り離して運用することが可能なので、社外からの来訪者が頻繁に訪れる会議室などに設置しておけば、接続ケーブル無しで誰にでも安全に利用してもらうことができる。

Prijector は、インドの連続起業家 Sunil Coushik 氏が設立したスタートアップだ。同氏は、Sequoia Capital などから5,000万ドル以上を調達したことで知られる音声ブログのスタートアップ Bubble Motion の創業者としても有名である。

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