Dianrong(点融)とFoxconn(鴻海/富士康)、中国初のブロックチェーンプラットフォーム「Chained Finance」をローンチ

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Image credit: Technode(動点科技)

オンラインP2P貸付マーケットプレイス大手 Dianrong(点融)は、Foxconn Technology Group (鴻海/富士康)の子会社である FnConn(富金通)と共同で、中国初のブロックチェーンプラットフォームとなる「Chained Finance」をローンチした。中国ではサプライチェーンファイナンスの需要に対応が追いつかない状態だが、このプラットフォームは先進的な金融技術を活用してこうしたニーズに対処する。

新しいブロックチェーンプラットフォームにより、必要とされる資本を従来より小規模なサプライヤーに提供できるようになる。さらにこのプラットフォームは、大手多国籍企業の業務を可視化し、透明性を向上させることを目指している。旧来、サプライチェーンへの融資会社は、サプライヤーのおよそ15%に対してのみ融資を行っていた。新技術は、この割合を3倍にまで高めることができると同社は考えている。

Chained Finance は主に、自動車、電機、衣料品生産の3つの産業をターゲットにしている。

FnConn の取締役兼 CEOである Jack Lee(李仁杰)氏は、次のように述べている。

Chained Finance プラットフォームによってあらゆる支払いとサプライチェーン取引の透明性が向上し、管理と認証のプロセスが簡素化されます。

Chained Finance は、従来よりずっと多くのあらゆる規模のサプライヤーに、タイムリーで効率的なサポートを提供します。また、最適なタイミングでエンドカスタマーに製品を提供し、サプライチェーン全体の効率向上にも役立つことでしょう。

2017年3月6日の発表によると、Chained Finance の目標は、他のサプライチェーン企業が直面している障壁を解消することだ。彼らによると、以前は融資を必要とする中国のサプライヤーの約15%にしかサービスが提供されていなかった。ブロックチェーン技術を使用することで、Chained Finance は中国の小規模なサプライヤーのニーズに応えることができる。

FnConn とDianrong は最近、Chained Finance のパイロットとして、中国のサプライチェーン中小企業に対し650万米ドルの融資を行った。現在、同社は電機、自動車、衣料品生産の分野を皮切りに、より広範な市場でローンチする予定だ。

同社によると、サプライチェーンの融資企業が手がけることのできる小規模サプライヤーの数は、このプラットフォームを利用することで従来の3倍にまで膨らむ可能性がある。

Dianrong 設立者兼CEOである Soul Htite 氏は、声明で次のように述べている。

ブロックチェーンにより金融業界で革命が起きつつあります。複雑化したサプライチェーンを運営し資金を求めるあらゆる企業に、シームレスなソリューションを提供します。

サプライチェーンファイナンスは巨大で複雑なため、十分な資金を確保し効率的な経営を行う上で大きな課題となっています。Chained Financeはサプライチェーン内にユニークなエコシステムを生み出し、競争力のある利率での資金調達を容易にします。また、サプライチェーンのオペレーターは、サプライヤーとそのプロセス上に存在する多数の財務層を可視化することができます。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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