「OFFICE DE YASAI」は2014年4月に正式ローンチ、400社以上のオフィスに小型の冷蔵庫を設置し、定期的にKOMPEITO のスタッフが手軽に食べられる野菜パックを装填している。オフィスの従業員は勤務時間の合間など小腹が空いたときに、100円程度で野菜パックを購入することができ、代金は冷蔵庫付設のコインボックスに入れるしくみだ。今年1月からは同社オリジナル商品の「カラダ満足パワーサラダ」をスタート、女性を中心に注目を集めている。
物流面では、朝日新聞サービスアンカー(ASA)と提携し、東京都内で ASA 拠点を起点にした配送網を活用したり、提携先のキユーピーや JA 全農の協力を得たりすることで、物流・配送基盤の強化や品質向上を実現している。商品供給や物流が安定した現在、KOMPEITO にとって次の課題となる営業組織の強化、プロモーションの強化を図るため、今回の資金調達に至ったと説明している。
TechCrunch が情報源を引用する形で伝えたところでは、シンガポールを拠点とするテック・スタートアップ・ニュースポータル Tech in Asia(TiA)は、新しい調達ラウンドで600万ドルを調達間近とされている。 シンガポール、ジャカルタ、東京、インドにオフィスを持つ TiA は売却を目指していたが、適当な相手を見つけることができなかった。最終的に新しい投資ラウンドを求めることを決定した…
シンガポール、ジャカルタ、東京、インドにオフィスを持つ TiA は売却を目指していたが、適当な相手を見つけることができなかった。最終的に新しい投資ラウンドを求めることを決定したと、この報道では伝えている。
e27 は TiA のマネージングエディターの Terence Lee 氏に連絡をとったが、Lee 氏はコメントを拒否した。
この報道は、同社のインド部門のレイオフの最中に伝えられた。TiA は2015年にバンガロールにオフィスを開設しインドに進出したが、数日前におよそ5名の従業員(ほぼ全員が編集スタッフ)をレイオフした。TiA は東南アジア全域に約100名の従業員を擁し、独立採算ベースで継続することは困難との理由からインドでの TiA イベントの計画を中止した。
TiA は2011年、東南アジアのテック・スタートアップに焦点を当てるニュースポータルとして設立された。同社はローンチ以来、複数回にわたる調達ラウンドを経験している。2015年6月、SB ISAT Fund がリードし、Facebook 共同創業者でシンガポール在住の Eduardo Saverin 氏、Walden International、Marvelstone, m&s Partners、Nitrous の共同創業者である Andrew James Solimine 氏が参加したラウンドで400万ドルを調達している。このラウンドには従来投資家である East Ventures、Fenox Venture Capital、Simile Venture Partners も参加した。