話し方やテンポをAIが分析、スピーチの上達を支援するアプリ「Orai」

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上: Oraiの Danish Dhamani 氏(右)と Paritosh Gupta 氏(左)
Image Credit: Orai

4年前、Danish Dhamani 氏はタンザニアから米国に到着した際、自分は良いパブリックスピーカーではないことに気づいた。そのため、その課題を解決するべく Toastmasters のミーティングに足を運んでいた。そこでは、より良いスピーチをするコツを学んだわけだが、ついに彼はコーファウンダーの Paritosh Gupta 氏とともに自らの経験をもとに、スピーチのコーチを提供する Orai という iOS アプリを立ち上げた。

Orai は、人工知能によって、誰でもより良いパブリックスピーカーになれることを約束する。アプリに向かって自分のスピーチを音読すると、データがクラウドに送信され、そこで AI が分析をする。Toastmasters で Dhamani 氏が聞いたアドバイスを集めたノウハウを使って、Orai はスピーチの改善するべき点を分析する。私も、GamesBeat 2017 に登壇する前に、これを使う必要があるかもしれない。

たとえば、アプリはユーザーの発する「えー」の数をトラッキングして、ためらいの兆候を示す不必要な言葉であることを指摘する。その他、どれだけ明瞭にユーザーが言葉を発しているか、1分に何ワードを話しているかといった点も指摘する。そして、Orai はスピーチの「エネルギー」をも測定する。観客が寝てしまうような単調な話し方か、それとも特定の言葉を強調しているかといった点だ。

Image Credit: Orai

Orai は、フィラデルフィアに拠点を置き、チームは現在3名だ(英語のネイティブスピーカーは一人もいない)。今のところブートストラップしており、Microsoft Imagine Cup ピッチ大会でファイナリストの12チームに残っている。これまで、Orai は賞金で4万ドル以上を獲得している。

Dhamani 氏によれば、iOS版を出して1ヶ月以上になるが、これまで1,000件以上のダウンロードがあったとのこと。チームはフィードバックをもとに、機能を追加したり、アップデートをしていく予定だ。手振りの使い方や、顔の表情といった非言語の合図の分析も加えたいと考えている。

Orai は、若い社会人や高校生、大学生をターゲットにしている。もっと自信をもって話せるようになりたい移民の人々にも役立つことだろうが、パブリックスピーキングを上達させたい全ての人を視野に入れている。

最初のプロトタイプが完成するまで半年ほどを要した。競合には UmmoLike So がいる。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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