空間知能化研究所が来春にリリース予定の水中ドローン「SPIDER」は、8つのスラスターを持ち、船上の PC とテザーケーブル1本で接続される。操作はゲームパッドで行い、300mの潜行性能を持ち、バッテリ駆動で約4時間の稼働が可能。最大の特徴はソフトウェアにあり、深度・姿勢を自動で維持できる機能や、画像処理による機体の位置保持機能を実装する。このため、これまで困難だった潮流等の水の流れがある環境での調査をより簡単に実施できるようになるとしている。
ゲノムやそれに付随する技術を活用した予防医療(preventive medicine)などの市場は、現時点で日本よりもアメリカの方が格段に大きいのは事実だ。この分野での投資機会やビジネス可能性に賭け、AWAKENS のチームはサンフランシスコ Mission Bay にあるインキュベーションオフィスで事業や技術開発に専念している。今回の調達を受けて、サンフランシスコまたはリモートで、複数の職種の人材を募集しているようだ。チームの活動ぶりや募集人員の詳細については、同社による最近の Medium の投稿を参照されたい。
スマートフォンの性能を語る上でカメラは重要な要素であるが、過去10年ほどで機能も劇的に進化した。顔認識、フィルタ、決済に使える QR コードのスキャンなど、数多くの機能がカメラの性能によって支えられている。Pokemon Go の成功を追い風に、VR と AR の技術は今、スマホカメラの未来の姿を描きつつある。 Topplus(通甲優博)の設立者で CEO の Xu Yidan(徐一丹)氏は、急成…
スマートフォンの性能を語る上でカメラは重要な要素であるが、過去10年ほどで機能も劇的に進化した。顔認識、フィルタ、決済に使える QR コードのスキャンなど、数多くの機能がカメラの性能によって支えられている。Pokemon Go の成功を追い風に、VR と AR の技術は今、スマホカメラの未来の姿を描きつつある。
Topplus(通甲優博)の設立者で CEO の Xu Yidan(徐一丹)氏は、急成長する VR/AR 業界に進出するためには、スマホのカメラ機能を強化することが効果的だと考えている。誰もが持ち歩いているスマホは、ほぼ全ての用途においてもってこいのプラットフォームだ。
半ば閉ざされたスマホのカメラ市場に進出するにあたり、Topplus は同社が特許を取得している人物写真にボケ味を加える技術を足がかりにした。背景を滲ませ「ボケ」を加える機能は、大きなレンズ口径を生かしてデプスマップを作成し、前景の人物や物体だけに焦点が合ったような画像を生成する。この機能は Apple のスマホに搭載されて以来人気を集めており、将来的には標準機能として全てのスマホに広がることも考えられる。
こと AI に関しては業界自体がまだ黎明期にあり、活用できる分野を模索している段階だ。したがって、前述のジレンマは特にこの業界のスタートアップによく当てはまる。
AI 業界では過剰なバブルが起きています。AI のスタートアップの多くは自身で特定の分野を掘り下げて利益を生み出すというよりはむしろベンチャーキャピタルの投資で生き延びている状況です。(Xu氏)
同社のコンピュータビジョンのソフトは数ある AI の中でも注目に値するものだが、Topplus はシェア争いで苦戦してきた。カメラソリューションに転向したのは昨年度末のことで、それ以前は小売店向けのVRメガネの試着体験ソリューションと、物体の追尾およびブレ補正を行うドローン用の技術にフォーカスしていた。