ゲノムスタートアップのAWAKENS、シード資金を調達——500 Startups Japanやエムスリー、ライフサイエンス系著名エンジェル投資家らが参加

SHARE:
左から:CTO 沼倉健介氏、CEO 高野誠大氏、COO 松田祐太氏

シリコンバレーを拠点に、フルゲノムデータを活用したサービスおよびリサーチプラットフォームの構築を目指すゲノムスタートアップの AWAKENS(アウェイクン)は22日、シードラウンドで資金を調達したと発表した。このラウンドのリードインベスターは 500 Startups Japan で、エムスリー(東証:2413)と日本医療機器開発機構のほか、鎌田富久氏(TomyK)、西野恒五郎氏(マーソ)、北野宏明氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長兼所長)を含む複数の個人投資家が参加した。調達金額は不明。AWAKENS では調達した資金を活用し、ゲノム統合型サービス開発用ソフトウェア「GENOME LINK」の開発を加速させ、日本内外での法人パートナー企業との連携構築を進めるとしている。

AWAKENS は、医療ベンチャーのエムスリーで、ゲノム・パーソナル医療向けの新ビジネス G-TAC の立ち上げに従事した高野誠大(たかのともひろ)氏(現 CEO)、DeNA で MyCode の立ち上げに関わった松田祐太氏(現 COO)、ソニーとエムスリーの合弁会社 P5 の出身でゲノムインフォマティクスに造詣が深い沼倉健介氏(現 CTO)らが2017年1月に設立。ゲノム関連スタートアップを多く輩出することで知られるサンフランシスコの Illumina Accelerator を拠点に、誰もが自分自身のゲノムデータを管理できるプラットフォーム「GENOMIC EXPLORER(B2C)」と、ゲノム統合型サービスを開発できる API「GENOME LINK(B2B)」を開発している。

ゲノムやそれに付随する技術を活用した予防医療(preventive medicine)などの市場は、現時点で日本よりもアメリカの方が格段に大きいのは事実だ。この分野での投資機会やビジネス可能性に賭け、AWAKENS のチームはサンフランシスコ Mission Bay にあるインキュベーションオフィスで事業や技術開発に専念している。今回の調達を受けて、サンフランシスコまたはリモートで、複数の職種の人材を募集しているようだ。チームの活動ぶりや募集人員の詳細については、同社による最近の Medium の投稿を参照されたい。

----------[AD]----------