
Image Credit: Puls
モバイルデバイス向けにオンデマンドの修理サービスを提供する CellSavers が、名前を変更し、また新たに2,500万ドルの資金調達をしたことを発表した。同社は、国内のデジタル修理サービス全般へと事業拡大を目指す。
2015年にサンフランシスコで創業した CellSavers は、これまで自宅(もしくはオフィス)向けにスマトフォンとタブレットの修理サービスを提供してきた。同社いわく、過去2、3年で10万以上の顧客にサービスを提供したという。これまで、Sequoia Capital や Carmel Ventures といった著名投資家から、1,800万ドルを調達している。
今回新たに2,500万ドルを調達し、CellSavers は薄型テレビの修理やテレビの壁への取り付け、セキュリティカメラ、ホームオートメーション関連製品といった全てのものを対象にすることを計画している。この新しい目標のために、名前もPulsに変更している。

Markets and Markets が出した最近のレポートによれば、スマートホーム市場は2013年までには1,380億ドルの規模になることが予想される。今後6年間の年平均成長率の予想は13パーセントだ。だからこそ、Puls はモバイルフォンやタブレットの修理サービスを超えてスケールすることを目論んでいる。
Puls はあらゆるメーカーのホームオートメーション製品を取り扱い、インストールからセットアップ、デモンストレーション、インテグレーション、修理など、デジタルデバイスの「フルライフサイクル」をカバーすることを謳っている。同社は現在、審査された1,000名の技術者を40以上の国内市場に有し、対象地域のほとんどで1時間以内にサポートを提供するという。
今回の2,500万ドルの調達ラウンドは、Red Dot Capital Partners が主導しており、Samsung の新興テクノロジー向けファンドS amsung Next や Maverick Ventures、Kreos Capital といった新規投資家も参加している。既存の投資家である Sequoia Capital と Carmel Ventures も本ラウンドに参加した。
(本記事は抄訳になります。)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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