ディアメディア、メディア運営者のライター・カメラマン向け発注管理・制作進行を効率化するSaaS「DearMedia」を正式ローンチ

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DearMedia の案件管理画面(クリックして拡大)
Image credit: DearMedia

ディアメディアは23日、メディア運営者が外部のフリーランスライターやカメラマンに対する、発注・請求・管理・制作進行を一元管理できる SaaS「DearMedia」を正式ローンチした。DearMedia を使うことで、メディア運営者は下請法とそのガイドラインに基づいたフォーマットで発注書を作成することができ、発注先として登録された外部ライターやカメラマンは請求書作成の義務が不要となる。

DearMedia は昨年11月にティザー募集が開始されたサービスだ。当初は発注や請求管理に特化していたようだが、その後、制作進行などの機能が追加され、今年7月にβローンチしていた。正式ローンチを迎え、DearMedia は発注先人数とファイル容量に応じた月額料金体系に移行するが、初期ユーザについては、最初の45日間を無料トライアル利用可能だ。

Image credit: DearMedia

ディアメディアは、リクルート出身で、富士山マガジンサービスや「セカイカメラ」で知られる頓知ドットの広報やマーケティングのマネージャーを歴任した味岡倫歩氏が2017年に設立したスタートアップ。近年は、スタートアップ各社の広報業務の受託支援などを精力的に行なっているが、企業におけるオウンドメディアのプレゼンスが高まるにつれ、その運営業務の効率化のニーズに着目し DearMedia のサービス開発に至ったと見られる。

サービス開始当初は、サービス名と社名が必ずしも一致しない(これは、〝当たる〟サービスにたどり着くまで、スタートアップはピボットを続けることに由来するわけだが)スタートアップが多い中で、DearMedia はローンチ段階から社名をサービス名に冠するなど、同社設立当初からの構想を元にしたフラッグシップサービスとして開発された印象を受ける。ディアメディアの業務も、より SaaS プロバイダに近い体制にシフトしていくのかもしれない。

ディアメディア代表取締役の味岡倫歩氏
Image credit: DearMedia

この分野では、人材大手のエン・ジャパンが「pasture(パスチャー)」というサービスを今年初めにローンチし先行している。働き方改革が進みフリーランスのクリエイターが増え、メディア運営者側とクリエイター側の双方の業務効率化が求められる中で、この種のサービスの需要は増加傾向にある。フリーランスクリエイターを束ねる業界団体や、会計をはじめとする各種 SaaS との機能連携が、今後、市場ドミナントのポジションを取れるかどうかの鍵になるだろう。

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