メッセージングプラットフォームの LINE は5月27日、オンラインショッピング「LINE ショッピング」をインドネシア人ユーザ向けにローンチするため、iPrice Group と提携すると発表した。 これにより、同国ユーザは LINE 上の「LINE ショッピング」タブで、電子機器、ファッション、ヘルスケアおよび美容などのお買い得商品を見つけることが可能となる。 iPrice Group は L…
Line Shopping × iPrice Group
メッセージングプラットフォームの LINE は5月27日、オンラインショッピング「LINE ショッピング」をインドネシア人ユーザ向けにローンチするため、iPrice Group と提携すると発表した。
これにより、同国ユーザは LINE 上の「LINE ショッピング」タブで、電子機器、ファッション、ヘルスケアおよび美容などのお買い得商品を見つけることが可能となる。
iPrice Group は LINE と密接に協力し、LINE ショッピングに関する最新情報やコンテンツを提供していく。
LINE Indonesia のマネージングディレクターである Dale Kim 氏は、以下のように説明した。
弊社は LINE ショッピングにおけるユーザエクスペリエンス(UX)の質を向上させるべく、全力で取り組んでいます。インドネシアにおける e コマース業界は絶えず進化しており、弊社は常に UX の向上に向けた取り組みを行っています。熟慮を重ねた結果、アグリゲーター型フォーマットが現在のトレンドであり、インドネシアにおいて将来性があると分かりました。このフォーマットは「UX を向上させる」という弊社の方針に基づいて、ユーザの皆様に利便性を与え、短時間でベストな商品をベストな価格で見つけることができるようになります。
2018年8月、 iPrice Group は非公開の投資ラウンドで韓国の大手検索エンジン会社で LINE の親会社である Naver から資金を調達したと発表している。
シンガポールに本社を置くベンチャーキャピタルファームの EV Growth は、当初目標の1億5,000万米ドルを上回る2億米ドルでファーストファンドをクローズしたと発表した。資金を提供したのはソフトバンクグループのほか Pavilion CapitaI、Indies Capital といったパートナー、および東南アジア地域の投資家たちだ。 EV Growth は East Ventures、SM…
Image credit: EV Growth
シンガポールに本社を置くベンチャーキャピタルファームの EV Growth は、当初目標の1億5,000万米ドルを上回る2億米ドルでファーストファンドをクローズしたと発表した。資金を提供したのはソフトバンクグループのほか Pavilion CapitaI、Indies Capital といったパートナー、および東南アジア地域の投資家たちだ。
EV Growth は East Ventures、SMDV(Sinar Mas Digital Ventures)、YJ Capital という3社のジョイントベンチャーで、 2018年3月に設立された。声明によると、インドネシアや他の東南アジア諸国で業界に特化したスタートアップに成長資金を提供するのを目的としているという。
EV Growth を率いるのは、East Ventures の Willson Cuaca 氏、SMDV の Roderick Purwana 氏、YJ Capital Inc.の堀新一郎氏という、それぞれの VC を代表する3人のパートナーだ。
YJ Capital の親会社であるソフトバンクに加え、この地域にいる主要な投資家を多数受け入れられたことを嬉しく思います。ジョイントベンチャーファンドとして、パートナーや親会社、関連会社、グローバル市場での経験を持つ投資家のネットワークと能力の活用を通して、ポートフォリオ企業に価値をもたらすのが目標です。
EV Growth で SMDV 代表を務め、EV Growth パートナーでもある Roderick Purwana 氏も同様のコメントを出し、次のように述べた。
3社を組み合わせることで、インドネシアや東南アジアにいるテック企業のエコシステムの成長支援に向け、Sinar Mas グループのネットワークをさらに活用することができます。
ロンドンを拠点とする AI スタートアップ Realeyes は6日、シリーズ B ラウンドで1,240万米ドルを調達したことを明らかにした。このラウンドのリードインベスターは、欧州のテクノロジー VC である Draper Esprit(ロンドン証取:GROW)と NTT ドコモベンチャーズが務めた。 グローバル・ブレインのほか、Realeyes の既存投資家である Karma Ventures…
Image credit: Realeyes
ロンドンを拠点とする AI スタートアップ Realeyes は6日、シリーズ B ラウンドで1,240万米ドルを調達したことを明らかにした。このラウンドのリードインベスターは、欧州のテクノロジー VC である Draper Esprit(ロンドン証取:GROW)と NTT ドコモベンチャーズが務めた。
グローバル・ブレインのほか、Realeyes の既存投資家である Karma Ventures と The Entrepreneurs Fund も参加した。Realeyes はこれまでに EU 中小企業支援機構からの助成金、シリーズ A ラウンドなどを通じて2,140万米ドルを調達しており、今回のラウンドを含めた累積調達額は3,380万米ドルとなる。
筆者とのインタビューで、同社の技術をデモしてくれた Realeyes CEO の Mihkel Jäätma 氏
Realeyes は Mihkel Jäätma 氏(CEO)、Martin Salo 氏(CPO)、Elnar Hajiyev 氏(CTO)の3人が、共にオックスフォード大学在学中だった2007年に共同設立。ウェブカメラなどの映像から視線をトラッキングする技術によって感情を読み取り、対象人物の感情を評価・分析することができる Realeyes を開発している。