
Image credit: Fukuoka Growth Next
定額制サービス「always(オールウェイズ)」、店舗の会員権取引所「SPOTSALE(スポットセール)」などを運営するイジゲンは3日、シリーズ A ラウンドで約2.5億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、SBI インベストメント、大分ベンチャーキャピタル、いよぎんキャピタル、NOW。
同社にとっては、2018年1月に実施したシードラウンド(6,200万円を調達)に続くものとなる。なお、シリーズ A ラウンドはクローズしておらず、イジゲンは7月〜8月にかけエクステンションラウンドを実施する予定。
イジゲンでは先行する SPOTSALE に続くサービスとして、昨年、定額制商品のマーケットプレイス「SEAT」をローンチ。これをリニューアルする形で、今年4月に always がローンチした。always では、店舗が簡単にサブスクリプションサービスを公開することが可能。現在、九州・関西を中心に300店舗が always 上でサブスクリプションサービスを展開している。
イジゲンは先月末、always を活かして小売店舗などの不安定な収入を継続的で安定した収益するビジネス推進の一環として「福岡サブスクリプションシティ構想」を発表、iBankマーケティング、西日本シティ銀行、福岡銀行の3社と協働を開始した。その先駆けとして、7月1日から博多・天神の一部飲食店で食後のコーヒーを月定額で飲める「always COFFEE」が PoC で開始されている。
今回の資金調達は、always の利用可能エリアの拡大を目的としている。
via PR TIMES
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