調理ロボット開発のコネクテッドロボティクス、シリーズAラウンドで8.5億円を資金調達——GB、ソニー、東大IPC、三井不動産から

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コネクテッドロボティクスの経営陣と投資家のみなさん
Image credit: Connected Robotics

東京を拠点に調理ロボットシステムを開発するコネクテッドロボティクスは3日、シリーズ A ラウンドで8.5億円を調達したことを明らかにした。グローバル・ブレインがリードインベスターを務め、ソニー(東証:6758)、東京大学協創プラットフォーム(東大 IPC)、500 Startups Japan、三井不動産(東証:8801)が参加した。

コネクテッドロボティクスにとっては、2018年1月に実施したシードラウンド(この記事で紹介した6,300万円をはじめ、総額約1億円を調達)。500 Startups Japan はシードラウンドに続くフォローオンでの出資。今回の調達を受けて、同社の累積調達額は約9.5億円となる。

コネクテッドロボティクスは2014年、産業⽤ロボットコントローラ開発を⻑年手がけ、東京大学で NHK ロボコン優勝の経験を持つ沢登哲也氏(現代表取締役)により設立。たこ焼きを自動調理するロボット「OctoChef」、自動ソフトクリームロボットサービス「レイタ」を開発・提供している。2017年には、Startup Weekend Robotics で優勝KIRIN アクセラレータ 2017IBM BlueHub 第4期に採択された。

今回調達した資金は、既存プロダクトのマーケティング強化による販路拡大に加え、開発中の自動食洗機ロボットサービス「Dish Washing System」、コンビニ向け「Hot Snack Robot」、自動朝食調理ロボットサービス「Loraine」完成に向けた人材獲得と事業推進に使われる。

via PR TIMES

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