睡眠を可視化して3カ月で改善「睡眠ビジネス」を掘り起こせーーニューロスペースにSOMPO HDが出資

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ニュースサマリ:可視化で睡眠の課題解決を目指すニューロスペースは7月8日、SOMPOホールディングスを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。SOMPOホールディングスからの出資に融資を含め、調達した資金は1億7000万円。これにより、今年4月に公表した事業会社5社などからの出資と合わせ、総額5億1000万円のシリーズAラウンドにおける資金調達を完了した。

SOMPOホールディングスとはグループ各社と、高齢者に関する健康と睡眠の関係についての共同研究開発の検討を進めるほか、睡眠領域での事業共創も開始する。

話題のポイント:仕事人に限らず、睡眠の質を改善したいと考えてる方は多いんじゃないでしょうか?ではその一方、ソリューションで思いつくものはなんでしょう。

そう、枕とかマットレスだと思うんです。

この分野にSleepTechを掲げて真正面からやってきてるのがニューロスペースさんです。やり方はシンプルで、睡眠を可視化し、それにあった改善プログラムを3カ月で提供するというものです。ニューロスペース取締役COOの北畠勝太さんに睡眠ビジネスの展開についてお聞きしたところ、この改善プログラムの法人向け提供をまずは進めているというお話でした。

「まず1つ目としては、弊社がB2B2E(Employee)として展開する法人・従業員向けサービスです。健康経営・働き方改革等において「睡眠」は企業の顕在的課題・ニーズになってきていますが、直近サービスインした自社開発の企業向け睡眠習慣デザインプログラム「lee BIZ(リー・ビズ)」の法人向け展開を推進しています」(北畠さん)。

現在、国内では働き方改革の名の下、組織における働きやすさ、生きやすさのような環境づくりが求められていますが、いざその方法となるとテレワークだったり、効率化の話が多く、働く人の健康面・精神面を支える福利厚生というのは意外と盲点のような気がします。

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睡眠が乱れる人というのは間違いなく時間の使い方に問題があるわけで、それがプライベートであろうとビジネスであろうと、結果的に活動に大きな影響を与えることになります。

その可視化によって定量的に働く人の状態が掴めるのであれば、組織を保つ責任のある人事やマネジメント層にとっては組織運営における重要なデータのひとつになるかもしれません。

また、ニューロスペースではこういった法人向けのサービスで得られた知見を元に、事業者を通じた消費者向けサービス(B2B2C)の展開も進めているそうです。例えばKDDIとはスマートホームの文脈で、フランスベッドのマットレスにIoT端末を組み込んだ展開を開始しています。今回出資した事業会社各社とは、同様のスキームで展開するケースもあるというお話でした。

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