シンガポールのco-livingスタートアップHmletが日本へ進出、今後半年で1,000室以上の部屋と契約を目指す

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Hmlet@渋谷松濤
Image credit: Hmlet

シンガポールの大手コーリビング(Co-living)運営会社の1つである Hmlet は、共同事業パートナーである三菱地所の協力の下、東京での運営を開始した。Hmlet にとって日本はシンガポール、香港、シドニーに次ぐ4番目の市場となる。

同社は三菱地所とともに今後3年間で合計2,500万米ドルを費やし、事業拡大を行っていく予定だという。日本は同地域の中で最大規模の市場になると期待され、今後半年以内に1,000室以上の部屋と契約する予定だ。東京の他に、大阪と名古屋にも進出する計画もあるという。

これから数年かけて運営室数を1万室まで増やす計画があり、10月中旬には渋谷で日本第1号物件となる「Hmlet@渋谷松濤」が開業する。専用の共同住宅には様々なスタジオやデュプレックス構成のほか、利用者らが親睦や人脈づくり、リラックス、そして特別に開かれるコミュニティイベントに参加できる共同屋上スペースを備えている。

三菱地所は日本の不動産開発会社最大手であり、Hmlet の最新ラウンドであるシリーズ B ラウンドで出資を行った。パートナーシップの一環として、Hmlet は設計やコミュニティ管理面のすべての監督を行う一方、三菱地所は不動産調達の管理を行う。

さらに、三菱地所の100%子会社である三菱地所レジデンスは、今後日本で Hmlet の優先パートナーを務める。これにより、コーリビングを利用する事業者は、三菱地所の既存および開発段階にある高品質の居住用建物の情報ルートに幅広くアクセスでき、国内の他の不動産開発業者と提携することも可能だ。

Hmlet のモバイルアプリ,br>Image credit: Hmlet

Hmlet の CEO Yoan Kamalski 氏は、日本への進出について次のように語った。

レンタル料金が高騰する中、フレキシブルで手頃な価格で安全な宿泊施設を実現するため、不足分を補完できる弊社の可能性を信じ、日本に進出しました。Hmlet は手間のかからない特注デザインの住まいを、帰属意識やコミュニティ意識と組み合わせて提供することにより、日本で非常にニーズのあるソリューションをお届けできます。

Hmlet Japan(ハムレット・ジャパン)CEO の 佐々木 謙一氏は次のように語った。

共同生活であるコリビングスペースは日本では比較的新しいコンセプトですが、弊社のモデルは仕事のために国内を旅する専門家やモバイルワーカーの増加などに伴う現代の住宅施設の需要を上手く満たせると信じています。

日本では、コリビングスペースに日本の美学を取り入れるとともに、利用者の方々のために地元コミュニティと交流できる機会を創造することで、彼らが故郷と呼べる空間を提供する活動を行っていきます。

日本への進出は、同社が2019年7月に Burda Principal Investments がリードするシリーズ B ラウンドで4,000万米ドルを調達した後すぐに行われた。

Hmlet は2016年に設立され、現在シンガポール、香港、シドニー、東京の93ヶ所で運営を行う。2019年の終わりまでに、2,400室以上の運営を目指していると同社は語っている。

【via e27】 @E27co

【原文】

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