語学プラットフォームの「Duolingo」、Alphabetの投資部門CapitalGからシリーズFで3,000万米ドルを調達——バリュエーションは15億米ドルに

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11月23日、ハリー杉山氏を司会に招き都内で開かれたイベント「Duolingo Super Night」
Image credit: Duolingo

人気の言語学習アプリ「Duolingo」は、シリーズ F ラウンドでAlphabet の投資部門 CapitalG から3,000万ドルを調達した。

これにより、Duolingoの累積調達総額は1億3,800万ドルとなり、バリュエーションは2017年のシリーズ E ラウンドの際の2倍以上にあたる15億ドルに達した。以前は Google Capital の名前で知られる CapitalG は、2015年のシリーズ D ラウンドでリードインベスターを務めており、それから4年経過して再び出資するという決断は信任を意味するものだ。

CapitalG のジェネラルパートナー Laela Sturdy 氏は、プレスリリースで次のように述べている。

Duolingo のチームは、無料の教育を提供するという使命を守ることが、世界だけでなくビジネスにも役立つことを実証した。

2011年にピッツバーグで設立された Duolingo は、誰でも無料で言語を学習できるクロスプラットフォームアプリだが、毎月7ドル支払うプレミアムサービスでは、広告を削除したり、オフラインアクセスを受けられる。ゲーミフィケーションと〝一口サイズのレッスン〟を通じて、誰もが世界のほとんどの言語で読み・聞き・話すことを学習できる。また、クリンゴン語などの多くのニッチな俗語や架空の言語もサポートしている。

11月23日、都内で開かれたユーザイベント「Duolingo Super Night」から
Image credit: Duolingo

Duolingo によれば、3,000万人のユーザがプラットフォームで積極的に言語を学習しており、世界で最もダウンロードされた教育アプリの1つとして浮上している。2年以上前の最後の資金調達以来、従業員は95人から200人に倍増し、シアトル、ニューヨーク、北京にオフィスを追加開設した。また、2017年にプレミアムプランを開始した後、年間1億米ドル相当のレッスン予約が行われおり、これは昨年の3,300万ドルから大幅に増加している。

興味深いことに、Duolingo は、ピッツバーグを拠点とする最初のユニコーンであると主張している。さらに3,000万ドルを投じて、新製品の研究開発に投資し世界中でチームを成長させる予定だ。

オンライン語学学習の市場規模は2018年現在90億米ドルで、2026年までに200億米ドル以上に達する可能性がる。このような状況に対し、Duolingo は AI と機械学習に投資し、まるで人間のチューター個別レッスンのように、授業をユーザ毎に自動的に合わせたものとすることで、授業をより魅力的にするようにしている。同社は新しく調達した資金の一部を使って、AI と機械学習機能を強化することを確認した。

Duolingo の共同創業者兼 CEO Luis von Ahn 氏は次のように述べている。

誰でも教育を無料で利用できるようにすることを使命として Duolingo を始めた。また、強力なビジネスを構築できたことを非常に誇りに思う。(中略)

CapitalG は数年前から Duolingo の貴重なパートナーであり、この投資を活用して成長を続け、世界で最も広く使用され、最も売れている語学学習アプリとしての地位をさらに固めることを楽しみにしている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】