福岡を拠点とするグッドラックスリーは21日、イーサリアム上で取引できるDappゲーム「くりぷ豚(くりぷとん、英語名:Crypto-Oink)」やブロックチェーンを使ったコンテンツを開発プラットフォーム「RAKUN(ラクーン)」を開発している。
同社は、19日から実施した FUNDINNO を使った投資型クラウドファンディングで上限応募額となる8,990万円を調達したことを明らかにした。当初目標額の2,000万円に対しクラウドファンディング開始から15分で応募額が6,000万円を突破、2日間で募集を終了した。
グッドラックスリーにとって、FUNDINNO を使った投資型クラウドファンディングとしては昨年11月に実施したものに引き続き2回目。前回は応募額600万円に対し上限応募額となる1,000万円を調達し募集を終了している。
くりぷ豚は、ユーザが豚のキャラクター(くりぷトン)を収集し、交配させ新種を誕生させたり、ユーザ間で売買したりすることができるモバイルゲーム。アプリは Dapp(非中央集権型アプリ)であり、ウォレット機能を備えているため、豚のキャラクターの売買を証明し、その取引内容をブロックチェーン上に投げることで、イーサリアムを扱う取引所との仮想通貨売買、ユーザ同士間での取引売買が可能だ。
グッドラックスリーでは調達した資金を使って、「くりぷ豚レーシングフレンズ」や、くりぷ豚の NFT(非代替性トークン)が使える新ブロックチェーンゲームの開発、RAKUN を発展させるとしている。また、2020年2月に「ブロックチェーン×リアルタイム対戦×ボイスチャット」を融合した新作ゲームの公開を予定している。
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