Tencent(騰訊)ら、Universal Music Groupの株式10%を取得へ

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中国のインターネット大手 Tencent(騰訊)が率いるコンソーシアムは、フランスの Vivendi から Universal Music Group(UMG)の株式10%を購入することで合意した。UMG の時価総額は300億ユーロ(約3.6兆円)。

Image credit: Masaru Ikeda

Tencent が率いたコンソーシアムは Tencent Music Entertainment(騰訊音楽娯楽集団)や世界的な金融投資家らで構成され、Vivendi の声明によれば、コンソーシアムはこの買収を2021年1月まで、UMG 株式を同一価格で最大20%獲得できる選択肢を保持している。この取引は、Tencent Music Entertainment が中華圏で事業を展開する UMG の子会社の小数株式資本の取得を可能にする二次合意によっても補完されている。

この取引に先立ち、Tencent は Sony Music Entertainment、Warner Music Group、Blackpink や Big Bang など K-POP アーティストをマネージメントする韓国の YG Entertainment などと音楽配信契約を結んだ。Vivendi は、Tencent からの資金をアジア市場でプレゼンスを拡大するのに使う予定だと語っている。一方、この取引は Tencent が U2、Drake、Taylor Swift といった欧米の音楽アーティストにアクセスするのを可能にするだろう。

声明によれば、この取引は2020年上半期末までに完了する見込み。加えて、Vivendi は Tencent コンソーシアムと「少なくとも今回と同一の価格」で少数株を追加売却する可能性について交渉を開始したとも述べている。

数週間前、Bloomberg は Tencent の競合である Bytedance(字節跳動)がインドとインドネシアで、新音楽アプリ「Resso( Android / iOS )」をテストし始めたと報道した。その報道によれば、Bytedance は既にインドのレーベル「T-Series」「Times Music」の配信権を獲得しておいるが、世界三大音楽企業である Warner Music Group、UMG、Sony Music Entertainment とは契約未締結だ。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】