Tencent(騰訊)、共に中国のeスポーツ・ゲーム動画ストリーミングの「Huya(虎牙)」と「Douyu(斗魚)」に合併を提案

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Tencent Holdings(騰訊控股)は、中国の Twitch ライクなサービス「Huya(虎牙)」と「Douyu(斗魚)」の合併を提案しており、100億米ドル以上の企業価値を持つゲームストリーミング大手となることが期待されている。

Image credit: Masaru Ikeda

Huya と Douyu は10日のそれぞれの声明の中で、Tencent から 2つのプラットフォーム間の株式交換による合併を提案する書簡を受け取ったと述べている。書簡によると、提案された取引の結果では、Huya またはその子会社が Douyu の発行済普通株式を取得することになる。

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Huya は提案を検討中でまだ決定していないとしているが、競合の Douyu は提案された取引を検討・評価する予定だと述べている。

Tencent は Huya 株式36.9%、議決権50.9%を保有、また、Douyu の筆頭株主でもあり、38%の株式を保有している。

Tenceht は既に、Huya の親会社である Joyy(歓衆集団)と、Huya のクラスB株3,000万株を現金8億1,000万米ドルで購入する株式譲渡契約を締結している。9月9日までに契約が完了すると、Tencent は Huya への株式比率を51%、議決権比率を70.4%に引き上げる。

中国ゲーム産業研究院によると、中国の e スポーツ産業は急成長を遂げており、今年上半期の売上高は103億米ドル、ユーザ数は4億8,400万人を記録した。

Huya と Douyu は、中国では1位と2位の座にあるゲームストリーミングプラットフォームで、市場シェアは2社で約80%を占める。Tencent は数ヶ月前から2社の合併を推進していると報じられている。提案された取引が実現すれば、Tencent が支配権を握るされる新会社は、Tencent がゲームストリーミング業界を支配し、ByteDance(字節跳動) のようなライバルを追い払うのに役立つ可能性がある。

Tencent のゲーム部門である Tencent Games(騰訊遊戯)は、『オナー・オブ・キングス』、『PUBG モバイル』、『リーグ・オブ・レジェンド』などの人気タイトルを擁している。今年第1四半期の収益は53億米ドルで、前年同期比31%の成長を記録した。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

【原文】