
東京を拠点に、産業向けのデータ収集やクラウドソリューションを開発するアプトポッドは15日、シリーズ C ラウンドで8億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、みずほ証券プリンシパルインベストメント、エムスリー(東証:2413)、きらぼしキャピタル、SMBC ベンチャーキャピタル。なお、SMBC ベンチャーキャピタルは2017年3月の出資に続くフォローオン。
アプトポッドにとっては、2017年2月に実施した(発表は3月)6.6億円の調達(シリーズ A ラウンド)、2018年12月に実施した8億円の調達(シリーズ B ラウンド)に続くものとなる。明らかになっている範囲で、今回ラウンドを含めた同社の累積調達金額は22.6億円となった。
アプトポッドは2006年12月の設立。ファストデータと呼ばれる、膨大かつ短周期な高精細データを高速で収集し、モバイル回線を通じて双方向に伝達するための超高速 IoT ハブフレームワーク「intdash」を2018年から提供。intdash は、製造業を中心に約30社における50以上のDXプロジェクトで採用されているという。
今回調達した資金により、アプトポッドは急増する DX 需要のための対応体制強化、新製品開発などハードウェア事業の強化拡大、遠隔医療・ヘルスケアなどの新規分野への進出のための研究開発、自社開発プロトコルの標準化活動など自社プラットフォーム技術の啓蒙促進、アフターコロナ時代におけるグローバル展開準備を強化するとしている。
via PR TIMES
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