月謝制店舗向け会員管理・予約・決済システム「hacomono」運営、シリーズAでALL STAR SAAS FUNDから5億円を調達

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3月19日に開催された IVS 2021 Spring の「LaunchPad」でピッチする hacomono 代表の蓮田健一氏
Image credit: IVS

フィットネスクラブ・スクールなど月謝制店舗のための会員管理・予約・決済システム「hacomono」​を開発・提供する hacomono (旧称:まちいろ)は22日、シリーズ A ラウンドで5億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、ALL STARS SAAS FUND。同社は2020年8月にも、ALL STARS FUND から1億円を調達しており、本ラウンドはそれに続くものだ。

hacomono は月謝で運営する店舗の入会や予約、各種決済、会員管理など一連の手続きをまとめたクラウドサービス。フィットネスクラブを運営する上で必要な紙の手続きなどを効率化し、スタッフの業務量を削減する。導入店舗数は半年前の80から現在は500に、MRR は1,000万円以上に達した。店舗の非対面運営が求められる時代背景が追い風になっている。

フィットネス業界においては中小向け SaaS はレッドオーシャンながら、hacomono は大型チェーンにも対応できるため、業界売上上位50社中上位12社に導入されているという。今後は会員管理や予約・決済にとどまらず、CRM や MA、店舗における HRTech ツールなどとも連携し、リアル店舗のための ERP を目指す。全国に5万ヶ所以上ある公共運動施設のデジタル化も視野に入れる。

via PR TIMES

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