「HireRoo(ハイヤールー)」が挑戦するリモート時代のコーディング試験【ポッドキャスト】

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コーディング試験サービス「HireRoo(ハイヤールー)」を開発するハイヤールーは3月25日に第三者割当増資の実施を公表している。引受先になったのはプライマルキャピタルとメルカリの共同創業者、富島寛氏が個人投資家として参加している。シードラウンドで調達した資金は3,600万円。評価額などの詳細は非公開。調達した資金は開発体制強化などに使われる。

現在開発中でβ版が提供されているHireRooは、エンジニア採用時のコーディング試験サービス。Googleなどテック大手で導入されているエンジニア採用プロセスを踏襲したもので、候補者の定量評価、比較やスクリーニングがオンラインでできる。

企業が候補者に出題した問題に対して提出されたコードを自動採点し、定性評価と合わせることで候補者の技術力を評価することができるほか、候補者のランキングを作ることができるので時間がかかっていた技術チェックなどの工数も抑えることができる。クラウドで完結するよう実行環境やIDEなどは全て用意されており、個別にサーバーを用意するような手間がかからずリモート下での採用にも役立つ。

海外では同様のサービスにCodilityやHacker Rankなどがエンジニアの定量評価として先行している。

同社を創業した代表取締役の葛岡宏祐氏は、バックパッカーとして世界一周した後、独学でプログラミングを学び、ディー・エヌ・エーやメルカリなどでエンジニアとして活躍した人物。退職後の2020年12月に同社を共同創業した。本誌では葛岡氏と同社に出資したプライマルキャピタルの佐々木浩史氏にサービスの概要や現在の課題、出資のきっかけなどをお聞きした。

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