
Image credit: Astroscale Holdings
※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから
宇宙ゴミ(スペースデブリ)の除去サービスを提供するアストロスケールホールディングスは、シリーズ F ラウンドで約124億円を調達したと明らかにした。このラウンドは、昨年10月に実施したシリーズ E ラウンドに続くものだ。今回ラウンドを受けて、アストロスケールの累計調達額は約334億円に達した。
今回ラウンドに参加したのは、
- DNCA Invest Beyound Global Leaders
- 環境エネルギー投資
- シニフィアン
- アクサ生命保険
- イノベーション・エンジン
- オプス
- Seraphim Space Investment Trust
- Solaris ESG Master Fund
- 千葉道場
- 野村スパークス・インベストメント
- Prelude Structured Alternatives Master Fund
- Yamauchi-No.10 Family Office(任天堂創業家のファミリーオフィス)
- Y’s Investment
同社では、今回の調達により、安全で費用対効果の高い軌道上サービスに関わる技術開発、日本、イギリス、アメリカにおける量産に向けた自社施設の拡張等、当社のグローバルでの成長が可能となるとしている。
また、2020年の10月のシリーズ E ラウンド以降、アストロスケールの従業員数は60%以上増加し、グローバル全体で約250名に達した。
今年3月、スペースデブリ除去衛星ELSA-d の打ち上げ・軌道投入に成功、また、今月には、スペースデブリの原因の一つとなる低軌道上衛星に事前搭載することを想定した、ドッキングプレートを発表している。
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