Samsungが「XR glasses」開発のDigiLensに出資、評価額は5億ドル(1)

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DigiLens has raised money from Samsung.
Image Credit: DigiLens

DigiLensは、Samsungから資金調達し、拡張現実スマートグラスメーカーとして5億ドル以上の価値を認められた。カリフォルニア州サニーベールに本社を置くDigiLensは、見ているものにデジタル画像を重ねるなどのAR機能を提供する拡張現実メガネ(XR)の開発を手がける。調達した正確な金額は明らかにしていない。

DigiLensのCEOであるChris Pickett氏は、VentureBeatとの以前のインタビューで、最新のスマートグラスは同社が2019年に示したモデルよりも進化していると述べている。

同社のプレミア製品は鏡のような光学系の微細なホログラムが埋め込まれた、レーザーでエッチングされた薄膜のフォトポリマーを含むホログラフィック導波路ディスプレイ(Waveguide display)だ。マイクロディスプレイがレンズの一端に投影され、光学系が光の波を回転させ、表面を伝った後に別の光学系が光を目の方に向ける、という仕組みになっている。

DigiLensは10年以上前、Rockwell Collinsと共同で米軍の航空用ヘッドアップディスプレイ(HUD)システムを開発した際にこの技術を改良した。さらに最近では、フォトポリマー素材とホログラフィックコピープロセスを考案し、従来の精密エッチングマシンよりも安価なプリンターで回折光学系を製造できるようになったそうだ。DigiLensはTruLife Optics、WaveOptics、コロラド州に本拠を置くAkonia Holographicsなどと競合している。

今回の資金調達にはSamsungのほか、三菱ケミカルホールディングスの戦略的投資部門であるDiamond Edge Ventures、Alsop Louie Partners、37 Interactive Entertainment、Universal Display Corporationのコーポレートベンチャー部門であるUDC Ventures、Dolby Family Venturesなどが参加している。

(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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