財産管理クラウド「スマート家族信託」運営、シリーズAで6.1億円を調達——ジャフコ、GMO-VP、MUCAPから

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左から:田中吉郎氏(セールス担当)、磨和寛氏(代表取締役 CEO)、大谷真史氏(取締役 CTO)、梶原隆央氏(執行役員)
Image credit: Trinity Technology

財産管理クラウド「スマート家族信託」を開発・運営トリニティ・テクノロジーは10日、シリーズ A ラウンドで約6.1億円を調達したと発表した。このラウンドには、ジャフコ グループ(東証:8595)、GMO VenturePartners、三菱 UFJ キャピタル、横浜キャピタル、フューチャーベンチャーキャピタル(東証:8462)が参加した。

これは同社にとって、今年6月に実施したシードラウンドに続くものだ。シードラウンドには、藤野英人氏(レオス・キャピタルワークス 創業者・代表取締役会長兼社長)、山本正喜氏(Chatwork 代表取締役 CEO)、本郷孔洋氏(辻・本郷グループ 会長)、杉田純氏(公認会計士・税理士)が参加していた。

家族信託とは、高齢者が自身の財産管理を子供等の家族へ託すことで、認知症による資産凍結や高齢者狙いの詐欺被害等から財産を守り、子世代へ円滑に相続することができる仕組みだ。トリニティ・テクノロジーは2020年10月、司法書士法人トリニティグループの代表を務める磨和寛氏により創業。2021年5月、家族信託の財産管理クラウド「スマート家族信託」をローンチした。

スマート家族信託は、信託したお金や資産をスマホ・タブレット内のアプリで管理することができる家族信託の財産管理サービス。データ連携により銀行口座等の情報を自動で取得し、家族信託の運用の手間を大幅に省きながら、家族の財産を安全に管理することができる。

via PR TIMES

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