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不動産取引のための分散型金融(DeFi)プラットフォーム「CitaDAO」は、参加者が仮想通貨を通じて不動産の賃貸から生じる収入を得ることができるようにする IRO(Introduction of Real Estate On-chain、不動産がオンチェーンに導入されること)のソフトキャップに達しなかった。

同DAO によると、イギリス・カーディフの物件で合計800万米ドル強、つまりプロジェクト成功とみなすために必要なソフトキャップ1,170万米ドルの約69%を調達したという。
今年初めに IRO 期間を開始し、ユーザは USD Coin(USDC)で出資することができるようになった。成功すれば、ユーザは貢献度に応じた報酬を毎日受け取ることができたはずだ。IRO でステークされた USDC は、CitaDAO の Webサイトで再取得が可能だ。
我々にとって、これは IRO のプロセスが、その不動産がオンチェーンに導入されるに値するかどうかをコミュニティが決定する投票メカニズムを反映するためにうまく機能していることを示すものだ。(CitaDAO の発表)
CitaDAO はまた、今後の IRO に向けて、より多くの不動産を準備する予定であることを共有した。
Ethereum エコシステム上に構築された CitaDAO は、不動産を所有する際の非流動性や物理的な距離といった障壁を取り除くという。また、不動産所有者は、同 DAO のプラットフォームに不動産を掲載し、独自の NFT を作成することができる。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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