営業の生産性強化支援SaaS「ナレッジワーク」が正式ローンチ、GCPやDNXらから10億円をシリーズA1調達

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Image credit: Knowledge Work

セールスイネーブルメントクラウド「ナレッジワーク」を開発するナレッジワークは20日、シリーズ A ラウンドの 1st クローズで10億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DNX Ventures、ANRI、X Tech Ventures。また、これらの投資家からは、シードラウンドとプレシリーズ A ラウンドで4.2億円を調達していたことも明らかにされた。累計調達額は14.2億円。

今回の調達を受けて、グロービス・キャピタル・パートナーズの今野穣氏、DNX Ventures の倉林陽氏がナレッジワークの社外取締役に、元メルカリ執行役員の掛川紗矢香氏がナレッジワークの社外監査役に就任することも発表された。ナレッジワークは今回の資金調達をシリーズ A ラウンドの 1st クローズとしていることから、シリーズ A ラウンド全体を最終クローズしておらず、追加の調達を予定しているとみられる。

ナレッジワークは2020年4月、リンクアンドモチベーション出身で「モチベーションクラウド」のローンチに携わった麻野耕司氏らにより創業。社内にはデザインマネージャーを筆頭に、グッドパッチ出身者が数多くメンバーにいるという。「働くことをよくする」を合言葉に、同社では2020年10月にナレッジワークのβ版をステルスモードでローンチ。十数社の企業が導入を決め、1年後の2021年10月にサービスを有料化した際には、1社残らず有料利用に移行してくれたという。

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企業にとっては、営業パーソンの誰もが営業成績優秀であってほしい。しかし、現実には売れない営業が多くする。誰もが売れる営業になれる営業力メソッドがセールスイネーブルメントで、ナレッジワークはそのためのクラウドツールだ。麻野氏によれば、セールスイネーブルメントでは、ナレッジ(営業資料や動画)、ラーニング(営業の学習プログラム作成)、ワーク(アポ作成や商談アジェンダ作成)、ピープルの4つの領域が必要になるという。ナレッジワークではこれらを一つのツールで体系的にデリバリすることを目指す。

ナレッジワークでは、営業以外にも製作、企画、管理、人事など、職種毎に必要とされるエネーブルメントのためのツールを開発していく意向だが、営業だけでも市場は非常に大きいため、当面はセールスイネーブルメントに特化するとしている。セールスイネーブルメントのうち、まだ足りていないパーツであるピーブル(営業スキルを定義し、それを測定する)の領域については、今後追加でローンチする考えだ。

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